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花ちゃん・オー君・モンタ博士のてくてく自然散歩シリーズ
2.植物しょくぶつ世界せかい
 (11)おいしい植物しょくぶつ世界せかい
 (13)植物しょくぶつ健康けんこうシリーズ! くすり世界せかい
(450)チョコレートのおはなし
写真
オーくん
「うわあー! おいしそうなチョコレートだ。いただきまーす。」

花ちゃん
「あ! ちょっとって! べるまえにお勉強べんきょうよ。」

オーくん
「え? お勉強べんきょうべたいよー。」

花ちゃん
「ちょっとがまん! いま,あちこちのコンビニ・えきやデパートでチョコレートがられているのをっていますか。」

オーくん
ってるよ。バレンタインデーとかいうんでしょ。べたいよー。」

花ちゃん
「そうよ。日本中にほんじゅうのチョコレートの半分はんぶんがこの時期じきられるそうよ。」

「さすがは物知ものしはなちゃんだ。よくってるね。では,バレンタインってなんのことかも知っているのかな。」
モンタ博士

花ちゃん
「もちろんですよ。バレンタインというのはひと名前なまえで,ローマ時代じだいの人で,その人がくなられたなの。むかしは亡くなられた2がつ14のその日はいた行事ぎょうじだったのですが,14世紀せいきごろからわかい人たちがあい告白こくはくをする日になったとか,はるになり小鳥ことりのさえずりもはじまるので,愛の日にふさわしいといわれ,おくりものなどをする日になったそうなんです。」

「なるほど。くわしいね。感心かんしんだね。でも,なぜチョコレートなの。」
モンタ博士

花ちゃん
「1958ねん2がつにあるチョコレート会社がいしゃがデパートで,『バレンタインセール』と手書てがきの看板かんばんしたそうよ。そのおおくのことが関係かんけいして,『バレンタインデーにはチョコレート』ということになったそうよ。」

オーくん
「へえー,そうなんだ。べたいよー。」

花ちゃん
「ところでオーくん。チョコレートはなにからできているかってる。」

オーくん
「チョコレートはチョコレートでしょ。べたいよー。」

花ちゃん
「チョコレートはね,カカオのからつくるのよ。」

「へえー。物知ものしはなちゃんは,チョコレート博士はかせみたいだね。」
モンタ博士

花ちゃん
「エッヘン,まかせてください。いまからはなちゃん博士はかせのおはなしのはじまりはじまりよ。カカオの学名がくめいで Theobromaテオブロマ cacaoカカオ というのよ。テオブロマとは『神様かみさまもの』という意味いみで,王様おうさま貴族きぞく,お金持かねもちのひとしかべられなかった貴重きちょうな食べ物だったのよ。」

オーくん
「ぼくはお金持かねもちじゃないけど,べたいよー。」

花ちゃん
「もうすこってね。カカオのというのは,日本にほんにはないのよ。」

オーくん
日本にほんにはないの。それじゃどうするの。」

「カカオのがどこで生産せいさんされているかも調しらべたんだね。感心かんしんだね。」
モンタ博士

花ちゃん
「もちろんです。まかせてください。カカオは,中南米ちゅうなんべい西にしアフリカ,東南とうなんアジアなど熱帯ねったいというあったかいところにあるなんです。」

オーくん
「ふーん。熱帯ねったい植物しょくぶつなんだ。」

花ちゃん
べるまえにここでクイズです。日本にほんにはないカカオまめは,もちろん外国がいこくから輸入ゆにゅうしていますが,日本がカカオの83パーセントを輸入しているくにはどこでしょう。」

オーくん
「うーん。からない。」

花ちゃん
こたえは,ガーナというくにです。」

オーくん
「ガーナ? そんな名前なまえのチョコレートあったよね。べたいよー,とおもうけど,チョコレートのことがすこしずつかってきたらたのしくなってきた。ところで,カカオのおしえてくれたけど,どんななんですか。」

花ちゃん
「カカオのというのは,おおきさが20センチくらいで・・・。」

「カカオのなら,モンタ博士はかせ本物ほんものっているからせてあげるよ。」
モンタ博士

   てくてく自然散歩シリーズ
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