Q1
工場が多く集まり工業がさかんなところを工業地帯といいます。日本では東京を中心に広がる
答え
中京工業地帯
解説
中京工業地帯は約50兆円,阪神工業地帯は約31兆円,京浜工業地帯は約26兆円です(2012年統計)。20年ほど前の1990年には京浜工業地帯が約51兆円,阪神工業地帯が約41兆円,中京工業地帯が約45兆円でした。中京工業地帯の発達が目立ちます。
Q2
2012年現在,日本の都道府県別の工業生産額が最も多いのは,次のなかのどこでしょうか。
答え
愛知県
解説
2012年現在,愛知県は約40兆円,神奈川県は約18兆円,大阪府は約16兆円です。愛知県は日本で最も工業がさかんな県です。特に豊田市には自動車工場が6か所あり,自動車に関係した工場も多くみられます。そのほかに,せんい工業やプラスチック製品,鉄鋼業などもさかんです。
Q3
2012年現在,日本には約42万の工場があります。工場は働く人の数が300人未満の中小工場と,働く人の数が300人以上の大工場とに分けられます。大工場と中小工場では,どちらの工場が多いでしょうか。
答え
中小工場
解説
工場全体の約99.3%は中小工場です。大工場はわずか0.7%しかありません。自動車工場や鉄鋼などでは大工場が多いですが,食料品工場では中小工場が多く見られます。
Q4
日本の自動車工場や
(1)空港の近く (2)高速道路の近く (3)港の近く
答え
(3)港の近く
解説
日本では工業の原料や材料の多くを海外から
Q5
日本の工業を種類ごとにわけると,どの種類がいちばん工場の数が多いか,答えましょう。
(1)
答え
(2)食料品工場
解説
食料品工場 石油化学 製鉄所 の順に多い
Q6
日本の工業生産を種類ごとに分けると,生産額では機械工業がいちばんです。この機械工業をさらに細かく分けると,次の種類のなかで,いちばん生産額が多いのはどれですか。
(1)電気機器 (2)自動車 (3)電子部品など
答え
(2)自動車
解説
自動車が機械工業の約39%を生産しています。次は電子部品などで約13%,その次が電気機器で約12%です。
Q7
日本の自動車工業でいちばん生産額が多いのは,次のどの都道府県でしょうか。
(1)
答え
(2)
解説
愛知県が日本全体の約38%を占めています。次が静岡県で約8%,その次が神奈川県で約7%です。この3県で日本の約50%を生産しています。日本の自動車工業は,東京や大阪など自動車が多く売れる所の近くと,輸出に便利な港に近い太平洋側の
Q8
自動車工業は,シートやハンドル,ライト,ねじなど自動車生産に必要な部品をつくり,それらを組み立てながら,完成させていきます。このような多くの工場があることによって,自動車工業がなりたっています。こうした工場をなんといいますか。
答え
解説
さまざまな部品をつくる工場では,必要なときに必要なだけ部品をつくっています。むだな数をつくらないですみますが,一つの関連工場の生産が止まってしまうと,自動車の組み立てができないおそれがあります。
Q9
日本の自動車は国内だけでなく,
答え
解説
現地生産によって,それぞれの国に住む人の思いにこたえられるようにするとともに,現地の人が技術を学べるようになります。さらによりよい
Q10
これからの社会を考えて,地球の環境にやさしい自動車がつくられるように変化しています。
答え
ハイブリッドカー
解説
ハイブリッドカーは,電気モーターとガソリンエンジンを組み合せて走ります。燃料が少なくてすみ,二酸化炭素の
Q11
(1)
答え
(2)ナフサ
解説
製鉄所では,鉄鉱石にコークスと石灰石をまぜて,高温でとかします。そこから
Q12
日本の伝統を生かした工業製品は,たくさんあります。その主な産地と製品の組み合わせのうち,まちがっているのはどれでしょうか
(1)
答え
(3)
解説
しっき,木工品,織物,
Q13
日本では,石油は多くを輸入しています。ではどの国から輸入しているでしょうか。輸入している国を答えましょう。
(1)サウジアラビア (2)中国 (3)イギリス (4)ブラジル
答え
(1)サウジアラビア
解説
日本の石油の輸入国は,サウジアラビアなど西アジアのペルシア湾をとりまく国であり,全体の約4分の3になります。アラブ首長国連邦やカタールなど,サッカーの試合でよく名前を聞く国々がいくつもあります。最近ではロシアで石油を多く生産していて,輸出もさかんです。
Q14
日本は世界でも
(1)ベトナム (2)サウジアラビア (3)イギリス (4)ブラジル
答え
(4)ブラジル
解説
製鉄ができる国は技術の進んだ国にかぎられています。それとくらべると鉄鉱石を生産している国は多く,世界のどの大陸でも生産されています。いちばん多いのは,オーストラリアでブラジル,カナダの順です。
Q15
日本の工業で工場の数がいちばん多いのは,食料品工業です。そのなかでいちばん多い分野は,次のどれでしょうか。
(1)肉類と乳製品 (2)パンと菓子 (3)飲料とお酒
答え
(3)飲料とお酒
解説
食料品工業は,軽工業に別けられます。重化学工業に別けられる自動車,製鉄,石油化学,コンピューターなどにくらべると,食料品工業の工場の数ははるかに多く,各地にあります。(1)から(3)の食料品工業は,どれも日本の各地で生産されているのが特色です。
Q16
(1)パルプ・紙 (2)食料品 (3)家具
答え
(2)食料品
解説
北海道の工業生産
Q17
(1)自動車 (2)化学工業 (3)ゴム
答え
(2)化学工業
解説
茨城県では1960年ごろまでは工業生産は特にさかんではありませんでした。そののち,
Q18
(1)自動車 (2)印刷 (3)
答え
(2)印刷
解説
東京都は,明治時代からさかえた工場が多く,1970年すぎまで工業生産は全国で1位でした。その後,各地に工業がさかんになり東京から各地へ移る工場もふえて,今では全国で13位に下がりました。しかし,印刷工業は今もさかんで,全国で1位です。
Q19
(1)せんい工業 (2)石油
答え
(2)石油製品
解説
Q20
(1)
答え
(3)石油製品
解説
愛知県は
Q21
(1)自動車 (2)せんい (3)
答え
(2)せんい
解説
大阪府では明治のころから工業生産がさかんです。現在の工場の数は全国で1位です。そのなかでせんい,家具などの生産に特色があり,どれも全国で2位以内に入ります。(2013年)
Q22
(1)自動車 (2)金属工業 (3)せんい
答え
(2)金属工業
解説
兵庫県では
Q23
(1)自動車 (2)紙とパルプ (3)家具
答え
(2)紙とパルプ
解説
愛媛県では工業生産は,あまりさかんではありません。しかし,
Q24
(1)せんい工業 (2)ゴム
答え
(2)ゴム
解説
福岡県では,明治時代につくられた
Q25
(1)自動車 (2)せんい (3)石油
答え
(3)石油
解説
沖縄県では工業生産はさかんではありません。そうしたなかで,石油製品の生産は13位になります。これは輸入にたよっている石油が入ってこなくなると,産業や生活にこまるので石油をためておくようになりました。沖縄県にもこうした工場が建設され,全国で上位の生産をしています。
(3)わたしたちの生活と工業生産(5年生)