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それがだいじょうぶなのさ。シベリアという寒い所にいるサケはもっとゆかいだよ。川にたまごを産みに来たサケは,川といっしょにこおったまま何か月か過ごし,春になって氷がとけると,また元気よく泳ぎはじめるのさ。」 |
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なーるほどね。おもしろそうだな。ぼく実験してみようかな。」 |
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でも,どうしてそんなに寒さに強いのかな。不思議だわ。」 |
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自然の世界には不思議なことがいっぱいあるんだね。ところで,どうして寒さに強いかというとね,体の表面はこおっても中まではこおらず,冬眠のようなものかもしれないね。」 |
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もうほかには,寒さに強い生き物はいないのかな。」 |
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ウニやヒトデはマイナス5度でもだいじょうぶだし,イソギンチャクはマイナス10度でも平気らしいよ。それに,なんとカタツムリはマイナス120度(自然界ではそんな低い温度はない)の寒さでもたえられるということだよ。」 |
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低い温度や寒さに強い生き物のことは分かったけど,その反対に,ものすごく熱い温度でも生きられる生き物はいないのかな。」 |
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