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花ちゃん・オー君・モンタ博士のてくてく自然散歩シリーズ
2.植物しょくぶつ世界せかい
 (9)わあたのしい! 草花くさばなあそびの世界せかい
(575)ツバキのふえづくり
写真1
オーくん
「あれあれ? モンタ博士(はかせ)(なに)をしているのですか。」

花ちゃん
(なに)かを一生懸命(いっしょうけんめい)にけずっているようですが・・・。」

「これはね,ツバキの(ふえ)づくりだよ。子供(こども)のころによく(つく)っては(あそ)んだものだよ。とてもいい(おと)がする笛なんだ。」
モンタ博士

オーくん
「どうやって,(つく)るのですか。」

「かんたんだよ。()てのとおりツバキの(たね)(ひと)(よう)()して,けずるのさ。これは,ヤスリを使(つか)っているけどね,(むかし)は,コンクリートやブロックでけずったよ。5ミリくらいの(あな)になればいいんじゃないかな。」
モンタ博士

花ちゃん
「けずった(あと)はどうすればいいのですか。」

(つぎ)は,(なか)のものをほじくり()せばいいんだよ。」
モンタ博士

オーくん
「どうやって()るのですか。」

「そうだね。つまようじでもいいし,モンタ博士(はかせ)は,(くぎ)使(つか)うね。(くぎ)(あたま)(なか)のものをほじくり()すのに,とても都合(つごう)がいいんだよ。これも写真(しゃしん)のようにすればいいのさ。何度(なんど)も何度もやって,全部(ぜんぶ)ほじくり出すんだよ。そうしないで,中のものが(のこ)っているといい(おと)がしないんだ。」
モンタ博士

写真2
オーくん
(なん)だかおもしろそうですね。ぼくもやってみたくなりました。」

「どうぞ,やってごらん。こういうのは,けっこう(たの)しいものだよ。無心(むしん)になれるというか,はまってしまう(かん)じだね。」
モンタ博士

オーくん
(なん)だか,ヌルヌルじゃないけど,スベスベみたいな(かん)じかな。ちょっとちがうな。ツヤツヤしてきた感じですね。」

「ツヤツヤしてきれいになった(かん)じだろう。それは,これは,ツバキ(あぶら)()ているからだよ。」
モンタ博士

花ちゃん
「ツバキ(あぶら)(わたし)()いたことあります。()()(しち)(とう)大島(おおしま)名産(めいさん)ですね。」

「そうだよ。ツバキはとても生活(せいかつ)役立(やくだ)つものでね。(むかし)から,ツバキ(あぶら)食用(しょくよう)にしたり,(かみ)()につけたり,いろいろと利用(りよう)してきたんだよ。伊豆(いず)大島(おおしま)観光(かんこう)HP(ホームページ)()てごらん。もっとくわしく()かると(おも)うよ。」
モンタ博士

写真3
「そろそろ完成(かんせい)したみたいだね。」
モンタ博士

花ちゃん
完成(かんせい)したら,(あと)はふくだけですね。でも,どうやってふくんだろう?」

「そうだね。下の()のように,(くち)びるにあててふくんだ。どんな(おと)がするかな。ふき(かた)によって,音がちがうから,それを(たの)しむのもいいね。」
モンタ博士

写真4
オーくん
「ツバキの種子(しゅし)(ほか)でも,できるものはないのですか。」

「そうだね。マテバシイでも(つく)れるよ。ツバキと(おな)(ほう)(ほう)(てじ)(ゅん)でやればいいのさ。チャレンジしてやってごらん。」
モンタ博士

写真5
ツバキについて
 ツバキは学名(がくめい)をCamellia japonicaといい,日本(にほん)風土(ふうど)(はぐく)んだ世界(せかい)(ほこ)()樹木(じゅもく)であり,有史(ゆうし)以来(いらい)(もっと)身近(みぢか)植物(しょくぶつ)である。ツバキは神聖(しんせい)繁栄(はんえい)象徴(しょうちょう)する()として(もち)いられるとともに,呪術的(じゅじゅつてき)魔力(まりょく)のある植物として()(あつか)われてきている。ツバキは大変(たいへん)長寿(ちょうじゅ)年間(ねんかん)(とお)して(みどり)()くて()わらず,つやつやした光沢(こうたく)のある葉隠(はがく)れに()妖艶(ようえん)(あか)(はな)に,古代人(こだいじん)は,自然(しぜん)神秘性(しんぴせい)感受(かんじゅ)し,その(うつく)しさに陶酔(とうすい)したであろうことが想像(そうぞう)できる。
   てくてく自然散歩シリーズ
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