トウショキッズ 東書KIDS

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花ちゃん・オー君・モンタ博士のてくてく自然散歩シリーズ
2.植物しょくぶつ世界せかい
 (1)はなのつくりとはたらき
 (3)被子植物ひししょくぶつ双子葉類そうしようるい)のなかま
 (9)わあたのしい! 草花くさばなあそびの世界せかい
6.その
 (1)動画どうがたのしむ世界せかい
(565)オシロイバナのパラシュートあそ
写真1
花ちゃん
「あ! これは,オシロイバナですね。モンタ博士(はかせ)。」

「そうだよ。モンタ博士(はかせ)のおうちの(ちか)くに()いているんだよ。」
モンタ博士

オーくん
「ぼくも()たことあります。この(はな)は,昼間(ひるま)()いていなくて,夕方(ゆうがた)になると花を(ひろ)げ,(よる)に咲くんでしょ。」

「そうだよ。(なつ)は,(よる)()(はな)(おお)いけど,どんな花があるか()ってるかな。」
モンタ博士

オーくん
()(いろ)(はな)(かわ)にいっぱい()いてみごとなのは,オオマツヨイグサだね。」

花ちゃん
「そうね。それから,(わたし)は,カラスウリも(なつ)(よる)()(はな)()きですね。」

オーくん
「カラスウリというのは,(しろ)いレース模様(もよう)のような(はな)でしょ。(くら)くてもよく()()つんだ。それに,(よる)()く花は,スズメガなどいろいろな(むし)()るんだ。」

暗闇(くらやみ)でも目立(めだ)つような(いろ)なんだね。(なつ)(よる)(はな)は,(かお)りがとてもよくて,それも,(むし)たちを()(あつ)めるもとになっているんだね。」
モンタ博士

オーくん
「なるほど,(かお)りも(たい)(せつ)なポイントということですね。ところで,オシロイバナって,どうしてオシロイバナという名前(なまえ)がついているのかな。」

花ちゃん
「オー(くん,)()らなかったの。オシロイバナというのは,夕方(ゆうがた)()くので,(ゆう)化粧(げしょう)という別名(べつめい)もあるんだけど,(はな)が咲いた(あと)(くろ)()ができて,(なか)にたくさんの(しろ)いものができるの。その白いものを(かお)につけたりして,『おしろい』として(あそ)んだというのが,名前(なまえ)由来(ゆらい)なのよ。あ! そういえば,白いものといったけど,あれは(なん)だったかな。モンタ博士(はかせ)(おし)えてください。」

写真2
「そうだね。オシロイバナは()(くろ)くなるといったけど,(わか)()をつぶすと,(しろ)乳液(にゅうえき)みたいなのが()るんだよ。それを(かお)につけて(あそ)ぶのさ。あと,あの白いものとは,胚乳(はいにゅう)というもので,お(こめ)えば白米(はくまい)にあたるね。」
モンタ博士

オーくん
「なんかむずかしくなってきたな。」

花ちゃん
「まあ,そんなことを()わずに,オシロイバナでいっしょに(あそ)ぼう。」

オーくん
「え! でも,ぼく,おしろいなんてつけるのいやだなあ。」

花ちゃん
「オシロイバナは,おしろいで(あそ)ぶだけじゃなくて,ヘリコプター遊びというのがあるのよ。いっしょにやりましょう。」

オーくん
「ヘリコプター(あそ)び? (なん)だかおもしろそうだな。どうやるのかな。」

花ちゃん
「とってもかんたんなの。(はな)をとって,()ばすだけよ。」

写真3
オーくん
「うわあー。これは,おもしろい。何度(なんど)でもできるね。」

(はな)(した)に,(わか)()(つつ)んだ緑色(みどりいろ)のがくのようなもの(くわしくは(ほう)という)をっぱったり,緑色の部分(ぶぶん)をとったりと,いろいろとやってごらん。どんな()ばし(かた)一番(いちばん)いいか(おし)えてほしいね。(はし)(うえ)から飛ばしたり,ベランダからやってみると,くるくるとよく(まわ)りながら()ちるのが()えて(たの)しいよ。」
モンタ博士

 
動画(どうが)・・・オシロイバナの動画
オシロイバナのパラシュート→https://youtu.be/OvfHXTtbyUc
オシロイバナに(はな)はない!
 アサガオに()た,ろうと(じょう)花弁(かべん)のように()える部分(ぶぶん)は,植物学的(しょくぶつがくてき)にいうと『がく』であり,その(そと)(がわ)のがくのようにみえる部分は,『苞(ほう)』である。(ほう)は,(はな)(ちか)いところにある()で花を保護(ほご)するためにあるといわれている。つまり,オシロイバナには,花冠(かかん)がないのである。これは,南国(なんごく)()くブーゲンビリアと(おな)仲間(なかま)である証拠(しょうこ)である。オシロイバナは江戸(えど)時代(じだい)渡来(とらい)し,現在(げんざい)では野生化(やせいか)している。なお,おしべやめしべが(とも)(うご)受粉(じゅふん)し,同花(どうか)受粉(じゅふん)するよい(れい)でもある。このように確実(かくじつ)子孫(しそん)(のこ)すシステムをもった植物(しょくぶつ)としては,ムラサキサギゴケ,ツユクサ,オオジシバリなどがある。花の咲き(はじ)めから咲き()わりまでの継続(けいぞく)観察(かんさつ)にはとてもよい材料(ざいりょう)である。  
   てくてく自然散歩シリーズ
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