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花ちゃん・オー君・モンタ博士のてくてく自然散歩シリーズ
2.植物しょくぶつ世界せかい
 (12)野菜やさい果物くだもの植物しょくぶつだ! おどろきの世界せかい
6.その
 (1)動画どうがたのしむ世界せかい
(527)ミカンのひみつ その3(ビデオ)
花ちゃん
「モンタ博士はかせ! このまえのおはなしのつづきですが,ミカンのっぱや表面ひょうめんちいさな点々てんてんは,あぶらということですが,油ならばえるということですね。」

オーくん
「そういうおはなしだったね。」

「そうだね。『あぶらえる』ものである。だから,ミカンの油点ゆてんも燃えるかもしれないと,かんがえたことがすばらしいね。みんなはまだ子供こどもだから,っていることにもかぎりがあるけど,それでも,自分じぶんの知っているいろいろなことをあれこれと考えて,むすびつけて,それで想像そうぞうすることは,とっても意味いみのあることなんだ。すばらしいね! これからも,自分の知識ちしきをいっぱいはたらかせて想像していこう。まちがえたっていいのさ。たらなくてもいいのさ。たくさんのまちがえをしていこう。みんなが,『ビタミンCシーかな』だとか,『栄養えいようかな』とかいってくれてうれしかったね。」
モンタ博士

花ちゃん
「ところで,モンタ博士はかせ。ミカンの油点ゆてんえるおはなしはどうなったのですか。」

「ごめんごめん。そうだったね。『える』かどうかをたしかめるためには,どうすればいいのだろうね。」
モンタ博士

オーくん
「そんなの簡単かんたんです。ちかづけてえるかどうかためせばいいとおもいます。」

「そのとおり。なんだか,理科りか実験じっけんのようになってきて,おもしろくなったね。やすためには必要ひつようだね。それで,ろうそくを一本?いっぽん用意よういするんだよ。」
モンタ博士

オーくん
「ろうそく? どうするのですか。」

「まず,ろうそくにをつけるんだ。」
モンタ博士

オーくん
「え! をつけるのですか。なんだかこわいですね。」

「そうだよ。こわいね,だから,この実験じっけんどもだけでやっては絶対ぜったいにいけないよ。かなら大人おとなひとといっしょにやりましょう。あそびは絶対にいけません。」
モンタ博士

オーくん
「それで,ろうそくにをつけて,そのあとどうするのですか。」

「ミカンのかわをむいて,このとき,なるべくおおきくむいたほうがいいね。それで,ミカンの皮をって,ギューとしぼってごらん,つまり,こうするんだ。」
モンタ博士

写真

ミカンの花火はなび動画どうがhttps://youtu.be/-_W1U103qnE

「すると・・・なん不思議ふしぎ! パチパチとおとをたててひかってえるよ。」
モンタ博士

花ちゃん
「うわあー! すごーい! とってもきれい! まるで花火はなびのようですね。」

「このあぶらにはリモネンというものがあり,発泡はっぽうスチロールをかしてくっつけることもできるんだよ。冬至とうじのころにユズれるけど,ミカンにふくまれるこのリモネンというものや,クエンさんが湯ざめをふせぐのにいいといわれているんだよ。」
モンタ博士

オーくん
「へえー。そうなんだ。ミカンはいつもよくべるけど,いろいろと調しらべるとおもしろそうだね。それでは,もっとくわしくみてみよう。包丁ほうちょうってみよう。」

写真
花ちゃん
「きれいにならんでいるね。いくつあるのかな。」

「だいたい10くらいなんだ。はなは5まいで,5数性すうせい植物しょくぶつだから,そのばいの10くらいさ。」
モンタ博士

オーくん
「へえー。そうなんだ。」

「まあそうだけど,ここらで,みんなでおいしいミカンをいっしょにべましょう。」
モンタ博士

ミカンの植物学的しょくぶつがくてき解剖かいぼう所見しょけんより
 外側そとがわとう黄色おうしょく部分ぶぶん外果皮がいかひで,かわ内部ないぶしろくてはげるところはちゅう果皮かひという。食用しょくようとするのは,内果ないかといいこのふくろなかにあるした細胞さいぼうなかしる細胞さいぼうえき)である。もともとこの細胞というものは,しょくぶつえていたへんしたもので,この毛がふくらみジューシーになっているのである。
   てくてく自然散歩シリーズ
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