1.身近な自然の観察
(5)自然観察・実験のてびき
2.植物の世界
(2)葉・茎・根のつくりとはたらき
(488)ノビル探検隊
「え! 国立七小ノビル探検隊? 何ですか,それは。」
「きのうの昼休みに,校長先生と国立七小の子供たちでノビルをさがしに,裏庭に行ったそうです。」
「1年生の子供たちもたくさん来てくれて,とてもうれしかったと,校長先生はいっていたよ。」
「おいらも行きたかったな。残念だったな。」
「はじめのうちは,なかなか見つからなかったそうよ。それで,クビキリギリスというバッタを見つけた子もいたそうよ。」
「クビキリギスともいうんだ。残念だったな。おいらゲットしたかったな。」
「そのうち,一人の子がノビルを見つけると,次から次へと見つかったそうよ。」
「校長先生のお話では,かなりたくさん見つけたそうだ。みんな手に持って,にこにこしていたそうだよ。」
「ノビルは見るだけでなく,においをかげば,すぐに分かるわね。」
「五感を活用して観察することが大切なんですね。モンタ博士!」
「そのとおりだね。それにしても,裏庭にはいろいろな種類の草や木がいっぱい
で,とても楽しいところだね。モンタ博士もお気に入りなんだ。」
「モンタ博士,いろいろな草や木があるということは,虫もいろいろといるということですね。」
「そうだよ。きのうもみんながノビルをさがしている時に,アゲハチョウがひらひらと飛んでいたみたいだね。」
「なんだか,とってもわくわくドキドキしますね。また,みんなで行きたいですね。その時には,いろいろな虫も発見しましょう。ねえ! オー君。」
「これからも,国立七小では,休み時間などにあちこちと校庭をてくてくしよう。そして,いろいろな虫をさがしたり,つかまえたりしよう。」
「休み時間がとても楽しみですね。」
「そうですね。わたしは,いろいろな季節の花を見つけたいです。春・夏・秋・冬と植物のようすを観察したいと思います。」
「そうしよう,そうしよう。校庭を歩きながら,本物の生き物にたくさんたくさんふれて,生き物の世界の不思議をいっぱい見つけていきましょう。」