トウショキッズ 東書KIDS

  • HOME
  • みなさまへ
  • 保護者の方へ
  • 先生へ
花ちゃん・オー君・モンタ博士のてくてく自然散歩シリーズ
3.動物どうぶつ世界せかい
 (2)動物どうぶつからだのつくりとはたらき
(429)昆虫こんちゅうはね
オーくん
「モンタ博士はかせ! けっこうまえだけど,『昆虫こんちゅうあし』についてのおはなしは,とってもたのしかったです。」

花ちゃん
「そうですね。とてもためになり,勉強べんきょうになりました。」

オーくん
「そこで,今回こんかいはオーくんはなちゃんで『昆虫こんちゅうはね』についてかんがえたり,調しらべたりしました。」

「ほほー,それはすばらしいね。たのしみだ!」
モンタ博士

オーくん
「まず,ぼくたちは,トンボのはねについてかんがえてみました。」

写真
花ちゃん
かんがえるということで,トンボをじっくりとたり,よーく観察かんさつしました。」

「それで,それで・・・。」
モンタ博士

オーくん
「それで,発見はっけんしたりがついたりしたのですが,トンボのはねはほとんどみんな,透明とうめいであること,それからうすくできていて,さらに網戸あみどのように網目あみめがあることなどがかりました。」

花ちゃん
透明とうめいであることにより,てきとりなどにつかりにくくなり,うすくできていることにより,かるくてうごかしやすくはやくとべて獲物えものをつかまえやすくなり,網目あみめがあることにより,はねがじょうぶになるのではないかとかんがえたわけです。」

オーくん
「つまり,トンボのはねは,トンボの生活せいかつのしかたにとても関係かんけいがあるということがかりました。」

「ほほー,なるほど。それはすばらしい!」
モンタ博士

花ちゃん
「それから,チョウやガについてですが,はねにはおおきくてかたいすじがあることがかりました。」

写真
オーくん
「チョウやガのはねほかむしをつかまえるためではなく,はなみつったりするためにあちこちぶのが目的もくてきで,はやく飛ぶ必要ひつようはないんです。」

花ちゃん
「ひらひらとぶためにはおおきなはねのほうが便利べんりなんだとおもったわけです。」

オーくん
「それから,チョウやガは,ぶためだけでなく,はね模様もようなどをつけて,てきつかったとき,羽をひらくことで相手あいてをおどろかすこともするんです。」

花ちゃん
「それから,わたしたちは,カブトムシやカナブンのはね観察かんさつしました。」

写真
オーくん
「これらのむし甲虫こうちゅうといって,かたい甲羅こうらのようなはねをもっています。」

花ちゃん
まえはねはとてもかたくて,とりとかにつっつかれても平気へいきなんです。甲羅こうらのような羽がガードしてくれるんです。」

オーくん
「さらに,うしろのはねはうすくて,この羽をうごかしてぶことができるんです。」

花ちゃん
「つまり,かたい前羽まえばねは,浮力ふりょくといっていたり,方向ほうこうめたりするものであり,うしばね活発かっぱつにものすごくはやうごき,推進力すいしんりょくになっているということがかりました。」

「いろいろなことがかってきて,とってもたのしいね。」
モンタ博士

オーくん
「それから,あきむし季節きせつだけど,はねをこすりわせておとすことも羽の役目やくめでもあるんです。それがコオロギやスズムシなどの虫です。」

花ちゃん
はねをこすりわせておとすのは,オスだけで,メスへのラブコールとかもあるそうで,とてもおもしろいとおもいました。」

オーくん
「おまけのおはなしですが,セミもきますが,これはおなかがふくらんでいて,タイコみたいにしておとすそうです。だから,オスとメスではからだのつくりがちょっとちがうんです。」

「なーるほどね。いろいろなことをおしえてくれてありがとう。つまり,むしにはいろいろな虫がいるけれど,はねると,その虫のいる場所ばしょや,生活せいかつのしかたもかるということですね。これからも自分じぶんたちでいろいろ調しらべてみようね。」
モンタ博士

   てくてく自然散歩シリーズ
このページの先頭へ