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花ちゃん・オー君・モンタ博士のてくてく自然散歩シリーズ
2.植物しょくぶつ世界せかい
 (1)はなのつくりとはたらき
(426)1年草いちねんそう多年草たねんそう
写真
花ちゃん
「モンタ博士はかせ校庭こうていのコスモスがはじめました。」

オーくん
「このまえ,ゆうやけぞらあかトンボがんでいました。」

花ちゃん
「すっかりとあき本番ほんばんになりましたね。学芸会がくげいかいももうすぐです。」

「そのとおりだね。学芸会がくげいかいのころにはコスモスが満開まんかいになるだろうね。」
モンタ博士

オーくん
「ところで,いままで国立七くにたちななしょうに,こんなにたくさんのきれいなコスモスがあったかな。」

花ちゃん
はながあると,こころがいやされますね。」

「そうだろう。あさ学校がっこうはいったときにたくさんのはながあれば気持きもちいいよね。そのためにみんなでたねをまいたんだ。もうわすれてしまったかな。」
モンタ博士

オーくん
夏休なつやすみにプールにときには,たくさんのヒマワリがいていたね。」

「そこでモンタ博士はかせはね,ヒマワリのはなかずかぞえたんだ。」
モンタ博士

花ちゃん
「え! ヒマワリのはなかぞえた?」

「そうだよ。夏休なつやすみの第一週目だいいっしゅうめは150くらい,第二週目だいにしゅうめは250個くらい,そして,第三週目だいさんしゅうめころ,なんと300個以上いじょうはないていたんだ。」
モンタ博士

オーくん
「ぼくは,体育館たいいくかん西側にしがわにヒガンバナがたくさんいているのをつけました。」

がついてくれたんだ。うれしいね。あのヒガンバナは,モンタせいからってきたものなんだ。それからシャガも200かぶくらいはこんでえたのさ。」
モンタ博士

花ちゃん
「いろいろなおはな国立七くにたちななしょうが花いっぱいになることは,とてもとってもうれしいですね。」

オーくん
「そのとおりだね・・・でも,ちょっと疑問ぎもんおもうことがあるんだけど。」

花ちゃん
「どうしたの。きゅうにまじめなかおして?」

オーくん
「ぼくはいつもまじめさ。ところでさ,コスモスやヒマワリははるたねをまいて,なつあきはなかせるだろう。でも,ヒガンバナやシャガなどは,おなじように種をまかないでそだてるのが不思議ふしぎなんだ。」

花ちゃん
「そういえばそうですね。はななどはこれからたねをまいたりするんでしょ。」

「ほほー。それはいいことにづいたね。不思議ふしぎおもうこと,なぜかなとかんがえることは,科学かがく大切たいせつな『はじめの一歩いっぽ』だね。」
モンタ博士

オーくん
植物しょくぶつといっても,いろいろとあるんですね。」

「そうだね。ヒマワリ,コスモス,それからアサガオなどは,はるたねをまいて,はないて,そのあとはどうなるのかな。ふゆはどうしているのかな。」
モンタ博士

オーくん
あきたねができてから,そのあとれて種でふゆをこします。」

「そうだね。たねをまいてからせいちょうしてはなき,れるまでの期間きかんが1年間ねんかんない植物しょくぶつを1ねんそうというんだ。」
モンタ博士

花ちゃん
「つまり,ヒマワリ,コスモス,アサガオは1ねんそうというのですね。」

「それにたいして,かぶがあり数年すうねんにわたりはなくのを多年たねんそうというんだ。」
モンタ博士

オーくん
「つまり,ヒガンバナやシャガなどは多年たねんそうということですね。」

「そのとおりだね。まあ,ヒガンバナやシャガはたねをつくらないでかぶだけでえていったり,多年たねんそう宿根しゅっこんそうといったり,多年草といっても2種類しゅるいあって,きていても,ふゆ上部じょうぶれてしまうものと,そうでないものとにかれるんだ。さらに,あきに種をまいてつぎとしなつにはれてしまうように2年間ねんかんにわたって成長せいちょうするものを2ねんそうというばあいもあるんだよ。」
モンタ博士

オーくん
「ふーん。いろいろとあるんですね。すこしはかったようながします。」

花ちゃん
「これからは,自分じぶんでもいろいろと調しらべてみます。」

   てくてく自然散歩シリーズ
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