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花ちゃん・オー君・モンタ博士のてくてく自然散歩シリーズ

１．身近（みぢか）な自然（しぜん）の観察（かんさつ）
　（5）自然観察（しぜんかんさつ）・実験（じっけん）のてびき

（421）魚（さかな）とりをしよう！

花ちゃん

「うわあー！いろいろなお魚（さかな）がたくさんいますね。」

オーくん

「これはね，３年生（ねんせい）のK（ケー）くん，Ｍ（エム）くん，T（ティ）くん，S（エス）くん，O（オー）さんたちがつかまえた魚（さかな）だそうだよ。」

「よく観察（かんさつ）しやすいように，シャーレに入（い）れて定規（じょうぎ）もいっしょにして撮影（さつえい）したんだよ。そうすると，大（おお）きさや形（かたち）のちがいなどもよく分（わ）かるだろう。」

モンタ博士

花ちゃん

「そのとおりですね。どんな名前（なまえ）の生（い）き物（もの）なのですか。」

オーくん

「まず，真（ま）ん中（なか）の大（おお）きいのはドジョウだね。それから，小（ちい）さいハヤもいるし，オタマジャクシもいるぞ。」

花ちゃん

「モンタ博士（はかせ）！この生（い）き物（もの）はどこで採（と）ったのでしょうね。」

「そうだね。どこで採（と）ったのか知（し）りたくてね，K（ケー）くんに教（おし）えてもらったんだ。」

モンタ博士

オーくん

「どこだったのですか。」

「下（した）の地図（ちず）を見（み）れば分（わ）かると思（おも）うけど，府中（ふちゅう）用水（ようすい）というところだよ。この前（まえ），２年生（ねんせい）が生活科（せいかつか）のお勉強（べんきょう）で行（い）った所（ところ）だね。」

モンタ博士

オーくん

「あ！分（わ）かった。あそこには，いろいろな生（い）き物（もの）がいっぱいいるんだ。」

花ちゃん

「つまり，水（みず）のあるところには，たくさんの生（い）き物（もの）でいっぱいいるということですね。水がないと生き物は生きられないということですね。」

「そのとおりだね。国立七（くにたちなな）小（しょう）のまわりは，国立市（し）全体（ぜんたい）から見（み）ても生（い）き物（もの）が多（おお）い所（ところ）だと思（おも）うよ。国立駅（えき）の方（ほう）では，これだけたくさんの生（い）き物（もの）はいないね。国立七小のまわりは，生物（せいぶつ）の多様性（たようせい）が高（たか）いといえるね。」

モンタ博士

オーくん

「え！何（なん）ていったの。『たようせい？』」

「生物（せいぶつ）多様性（たようせい）には，『種（しゅ）の多様性，生態（せいたい）系（けい）の多様性，遺伝子（いでんし）の多様性』とあるんだ。むずかしいお話（はなし）になってしまうので，またそのうちお話（はな）しするね。」

モンタ博士

オーくん

「ともかく，生（い）き物（もの）がいっぱいいるって，すばらしいことですね。」

「でもね，遊（あそ）ぶ時（とき）には十分（じゅうぶん）に注意（ちゅうい）してください。浅（あさ）いといっても川（かわ）は川だよ。気（き）をつけて遊ぶようにしようね。」

モンタ博士

花ちゃん

「はい，分（わ）かりました。気（き）をつけて遊（あそ）びます。」

「それからね，どんな生（い）き物（もの）にも命（いのち）はあるだろう。小（ちい）さな生（い）き物（もの）にも大（おお）きな命，大切（たいせつ）な命があるんだよ。」

モンタ博士

オー君＋花ちゃん

「分（わ）かりました。つかまえた生（い）き物（もの）を大事（だいじ）にします。」

　　　

てくてく自然散歩シリーズ

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