トウショキッズ 東書KIDS

  • HOME
  • みなさまへ
  • 保護者の方へ
  • 先生へ
花ちゃん・オー君・モンタ博士のてくてく自然散歩シリーズ
3.動物どうぶつ世界せかい
 (2)動物どうぶつからだのつくりとはたらき
(416)昆虫こんちゅうあしのひみつ その1
写真
花ちゃん
「あ! カブトムシだ。」

オーくん
「お! カブトムシならはなちゃんもっているんだね。」

花ちゃん
「もちろんですよ。いままでは植物しょくぶつ物知ものしはなちゃんでしたけど,これからは,昆虫こんちゅう物知り花ちゃん目指めざすんですからね。」

「ほほー,それはいいことだね。大賛成だいさんせいだ。いろいろなことに興味きょうみ関心かんしんをもつことはとてもすてきなことだね。うえ写真しゃしんは3年生ねんせいFエフくんがつかまえたカブトムシだよ。」
モンタ博士

花ちゃん
みぎ写真しゃしんにはたくさんのカブトムシがいますね。」

「これは,3年生ねんせいKケーさん姉妹しまいが,一橋ひとつばし大学だいがくにおうちのひとよるころにってつかまえたものなんだそうだ。」
モンタ博士

オーくん
「たくさんいるようですね。全部ぜんぶ何匹なんびきいるのですか。」

「10ぴきもいるんだよ。一橋ひとつばし大学だいがくにはコナラやクヌギのがたくさんあって,いいぞう木林きばやしがあるから,いっぱいいるんだね。ところで,オーくん! カブトムシについてっていることをおはなししてごらん。」
モンタ博士

オーくん
「カブトムシというのは,あしが6ぽんで,甲虫こうちゅうというむし仲間なかまで,クワガタやコガネムシ,カミキリムシ,タマムシの仲間なかまなんだ。全体ぜんたいはこのようなかたちで,まえはねはかたくてひらくだけ。うしろの羽はまくみたいで,はばたいてぶんだ。足に『つめ』があるのも特徴とくちょうだね。」

「ほほー,さすがはオーくんだね。いま,カブトムシのあしには『つめ』があるといったけど,今日きょうはいろいろな『むしの足』についてよくて,虫のくらしについてかんがえてみようよ。」
モンタ博士

花ちゃん
「なんだか,おもしろくたのしくなってきましたね。」

「カブトムシのあしをもう一度いちどよーくてごらん。なにがついたことないかな。」
モンタ博士

オーくん
「ギザギザがあるし,さきのほうは『つめ』つまり,フックになっているね。」

花ちゃん
「それで,チクチクいたかったりするんですね。」

「そのとおり。いろいろと自分じぶんでつかまえて,でさわるといろいろかるね。ところで,どうしてギザギザや『つめ』があるんだろうね。」
モンタ博士

オーくん
「そうか! カブトムシはのぼるから,『つめ』がなかったらっかからないね。」

「そのとおりだね。おなじようにチョウやバッタ,カマキリのあしについてかんがえてごらん。」
モンタ博士

花ちゃん
「チョウはからだかるいし,はなにとまるだけだから,弱々よわよわしいあしでもいいのね。」

オーくん
「バッタのあしがって三角さんかくになっているのは,とおくへぶためなんだ。」

「みんながたかくジャンプするために,ひざをふかげるのとおなじさ。」
モンタ博士

オーくん
「カマキリのあしは,いろいろなえものをつかまえるために,カマのようになっているんですね。」

あしをよーくると,てきからのかたやエサのつかみ方,すみかなど生活せいかつようがよくかるということだね。つまり,いろいろなむしらしをろうとおもえば,その虫のからだにヒントがあるということだね。あれあれ,1年生ねんせいMエムくんがバッタを,1年生のHエイチさんがカマキリを,3年生のMさんがカタツムリを,4年生のSエスくんがアオダイショウをつかまえてってきてくれたから,これから,みんなでよーく観察かんさつしよう。」
モンタ博士

写真
   てくてく自然散歩シリーズ
このページの先頭へ