3.動物の世界
(7)ハチ・チョウ・ガ以外の昆虫のなかま
(410)見て見て! モンタ博士
「何だ何だ? いろいろな虫がいるぞ。」
「これはね,国立七小の子供たちが自分たちでつかまえた虫だよ。校長先生に見せたくて持ってきてくれたものなんだ。」
「いろいろいますね。」
「ショウリョウバッタは,3年生のKくん。コメツキムシは,3年生のYさん。アゲハのさなぎは,3年生のKさんが見つけたらしいよ。」
「どこで見つけたのかな。」
「朝,学校に来るとちゅうで見つけたり,おうちの近くでゲットしたものらしいんだ。いろいろと見せてくれて,校長先生はとてもとっても喜んでるよ。」
「あれ,これは,カニのようですね。」
「このカニはね,2年生のHくんが海に行ってゲットしたものらしいんだ。」
「みんなおなかが見えますね。」
「おなかを見れば,オスかメスかが分かるんだ。このお話はまた今度ゆっくりとしてあげるね。」
「次の写真の虫は羽を広げてますね。」
「ゴマダラカミキリだ。かっこいいね。」
「これは,3年生のKさんが持ってきてくれたんだ。ゴマダラは学校でも見つけたよ。羽を広げているだろう。カブトムシなど甲虫は,前羽は開くだけで,後ろ羽で飛ぶんだよ。くわしくはまた今度お話しするね。」
「クワカミキリのようなものもいますね。この仲間は,足の先がつめのようになっているんだよな。」
「そのとおりだね。カブトムシやクワダタも自分でさわってみることが大切なんだね。自分の手で持って,足の引っかかり感など,直接体験することや,どうして,つめのようになっているかを考えることが楽しいのさ。これは3年生のKさんが見せてくれたね。」
「ハチの巣もありますね。」
「これは,3年生のMさんが見つけたんだ。モンタ博士が感心するのは,Mさんが巣を見つけて,『キャーこわい!』とかいって,逃げなかったことだね。自分の手で取ったり,いろいろとのぞいたり,発見したりしたことだね。」
「Mさんがこのハチの巣をよーく見たら,クモもいたよといってたよ。」
「それはすばらしい発見をしたね。ハチとクモでバトルしていたのかもしれないね。ともかく国立七小の近くは,『本物の自然』が見られるからすばらしいね。でも,ハチは刺すから注意しよう。ハチについては,またくわしくお話しするね。」