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花ちゃん・オー君・モンタ博士のてくてく自然散歩シリーズ
2.植物しょくぶつ世界せかい
 (8)植物しょくぶつ名前なまえ分類ぶんるい特性とくせいについて
(370)たびするたね その1
はなちゃん,オーくん。そして,国立七くにたちななしょうのみなさんのために,今日きょうはこんなものをってきたよ。」
モンタ博士

花ちゃん
「このふくろなんですか。これは,『たびするタネ』とありますね。タネがたびするのかな。」

オーくん
なにはいっているのかな。」

「まずはオナモミです。学校がっこうのあちこちにあるから,みんなでつけてごらん。」
モンタ博士

写真
オーくん
「これは,ライオンゴロシですね。」

花ちゃん
なんだかこわそうなかんじですね。さわるととてもいたいですね。ライオンといっしょにあちこちにうごく,つまり,たびをするということですね。」

写真
「オナモミもライオンゴロシも,ものにくっついてたびするということだね。さて,それでは,これはどうかな。」
モンタ博士

写真
オーくん
「なんですか。これは・・・?」

花ちゃん
たことのないたねですね。」

「これはね,名前なまえをフタバガキというんだ。」
モンタ博士

オーくん
「フタバガキ? カキの仲間なかまなのですか。」

「カキとは,まったくちがう植物しょくぶつでね,日本にほんにはなくて,もっとあたたかいみなみ熱帯ねったいのものなんだ。」
モンタ博士

花ちゃん
「なーるほど。よくると,たね部分ぶぶんがおもりとなっているようですね。」

オーくん
「これなら,うえはねがクルクルとまわりながらちるね。」

「それからね,こんなものもつけてたんだよ。」
モンタ博士

花ちゃん
「これはまた,なんですか。」

「これはね,国営こくえい昭和しょうわ記念きねん公園こうえんにいっぱいあったもので,ひろあつめてきたんだよ。」
モンタ博士

オーくん
「これも,クルクルとちていくんですね。」

「そのとおりです。これはアオギリというたねです。たくさんひろってきたんだ。」
モンタ博士

写真
花ちゃん
国立七くにたちななしょうのよいのみなさんで,ほしいひとにはあげるのですか。」

「そのとおり。やす時間じかん校長室こうちょうしつてください。校長室こうちょうしつまえには,ほかにもいろいろなものをいておくので,ぜひてください。」
モンタ博士

花ちゃん
「ほかには,どんなものがあるのですか。」

かぜにふわふわするタンポポの種子しゅしとか,カエデのプロぺラとか。」
モンタ博士

オーくん
「なるほど,かぜ空気くうきけて,『たびをするタネ』ですね。」

花ちゃん
「それから,あかいガマズミのもありますね。」

オーくん
あかは,とりべてくれて,それで『たびをするタネ』ということですね。」

「モダマというビッグなエダマメみたいなものもあるんだ。」
モンタ博士

写真
花ちゃん
「モダマはうみうえをプカプカとかびながら『たびをするタネ』ですね。」

「ともかく,いろいろなものを用意よういしておくから,みんなで仲良なかよてね。」
モンタ博士

   てくてく自然散歩シリーズ
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