トウショキッズ 東書KIDS

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花ちゃん・オー君・モンタ博士のてくてく自然散歩シリーズ
2.植物しょくぶつ世界せかい
 (9)わあたのしい! 草花くさばなあそびの世界せかい
(367)オナモミであそぼう!
オーくん
はなちゃん! ひっつきむしだよ。校庭こうていつけたんだ。あちこちにあるよ。」

花ちゃん
「ひっつきむしといっても,むしではなく植物しょくぶつですね。」

オーくん
「このひっつきむし・・・なんっていったかな。」

花ちゃん
「これは,オナモミというのよ。」(ただしくはオオオナモミというしゅです。)

「ピンポーン。そのとおりさ。オナモミであそんだことはあっても,ただしい名前なまえまでっているとは,さすが,植物しょくぶつ博士はかせはなちゃんだね。」
モンタ博士

オーくん
「このオナモミはとてもよくくっつくね。はなちゃんにけて,えい! ポイッと・・・。」

花ちゃん
「やったわね。わたしけずに,えい! ポイッと・・・。」

写真
「まままあ,あそぶのもたのしいけど,オナモミをじいっと観察かんさつしてみようよ。」
モンタ博士

オーくん
「じいっと・・・観察かんさつですか・・・。」

花ちゃん
「じいっと・・・観察かんさつすると・・・。あれ,さきがすこし・・・ちょっとまがっているわ。これで,くっつくのね。」

「そうだね。むかしむかし,スイスというくに発明家はつめいかで,マエストラルさんというひとも,このオナモミのむしメガネでじいっと観察かんさつしていたんだ。」
モンタ博士

花ちゃん
「それで,どうしたのですか。」

「それで,とげがカギのようにまがっていて,ふくにからまりつくオナモミから,あるものを発明はつめいしたんだよ。」
モンタ博士

オーくん
「あるもの・・・? あるものってなんですか。」

「みんなもってるだろう。たことあるだろう。マジックテープさ。」
モンタ博士

オーくん
「へえー,マエストラルさんってすごいね。いや,オナモミがすごいのかな。」

写真
オナモミのつぶやき
 やあ,みなさんこんにちは,おいらはオナモミさ。ただしくはオオオナモミという帰化きか植物しょくぶつなのさ。いまではオナモミそのものはあまりられなくなったそうだ。ところで,草花くさばなあそびというと,おんな人気にんきがあるようだけど,おいらはおとこの子にも人気があるぜ。げっこするのもいいけどさ,そっと,だれかの背中せなかにつけちゃう,なんていういたずらもけっこうおもしろいね。ふくにはついても,にはつかない触感しょっかんがまたいいだろう。ラグビーボールのようで投げやすいのも人気の秘密ひみつかもしれないなあ。また,おともなくくっつくのもいいだろう。くっつけたり,はずしたりと,離脱りだつ簡単かんたんなのもいいだろう。それに,何度なんども何度もさいようできるのもおいらの人気の秘密かもしれないなあ。このごろじゃ,おいらをておもちゃまでつくるっていうんだから,人気者にんきものはつらいよね。それにしてもマエストラルのおじさんには感謝かんしゃだね。あんたのおかげでおいらは,だいブレイクさせてもらって,本当ほんとうに本当にありがとうございました。ところで,マジックテープという名前なまえだけど,これはある会社かいしゃ商標名しょうひょうめいであり,正しくはめんファスナーとばなくてはいけないそうなんだけど,まあ,一般いっぱん名詞化めいしかされているからまあいいんじゃないかな。面倒めんどうなおはなしはこのくらいにして,おうちのみなさんも,おいらを見つけたら子供こどもの頃にもどって,お子さんと一緒いっしょたのしくあそんでおくれよ!
   てくてく自然散歩シリーズ
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