トウショキッズ 東書KIDS

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花ちゃん・オー君・モンタ博士のてくてく自然散歩シリーズ
2.植物しょくぶつ世界せかい
 (8)植物しょくぶつ名前なまえ分類ぶんるい特性とくせいについて
3.動物どうぶつ世界せかい
 (7)ハチ・チョウ・ガ以外いがい昆虫こんちゅうのなかま
(343)カブトムシとキノコ登場とうじょう
写真
3年生
「みんな! て見て! カブトムシだよ。」

「よかったね。すごいね。このカブトムシは,学校がっこうつけたようちゅうをずっとそだててきたものなんだよ。」
モンタ博士

花ちゃん
「これは,校長室前こうちょうしつまえですね。先週せんしゅうはモグラがいたし,今週こんしゅうはアオダイショウがいたりカブトがいたり,いろいろなものがいっぱいで,わくわくドキドキですね。」

オーくん
「そうだね。モグラ・・・アオダイショウ・・・,このつぎなにてくるのかな。なんだろう。恐竜きょうりゅうなら,ティラノサウルスがいいな。でもちょいとおおきいか。」

花ちゃん
恐竜きょうりゅうなんててくるわけないでしょ。ところで,モンタ博士はかせのカブトムシの写真しゃしんなにへんですね。」

なにがどうへんなのかな。」
モンタ博士

花ちゃん
「ふつうのカブトムシとちがって,写真しゃしんみぎのカブトムシのいろへんですね。」

写真
オーくん
「あー。そういうことか。このカブトムシはね,さなぎからてきたばかりなんだよ。だから,こんないろをしているんだ。それに,この茶色ちゃいろ部分ぶぶんをさわってごらんよ。おもしろいよ。」

花ちゃん
「あ! かたくない。ふにゃふにゃだ。やわらかいよ。」

「そのとおりだね。このカブトムシは,どのくらいでかたいはねになるんだろう。モンタ博士はかせらないよ。観察かんさつしたらおもしろそうだ。みんなでてみよう。」
モンタ博士

花ちゃん
「はーい。かりました。それから,写真しゃしんひだりのものはなんですか。たことないわ。」

オーくん
「そういえば,ぼくもたことないな。ひょっとしてカブトムシのさなぎのけがらかな。」

「ピンポーン。そのとおり。さなぎのけがらだね。なかなかることができないものだよ。茶色ちゃいろからだをしたカブトムシや抜けがらなど,って観察かんさつしていると,いろいろなことがかっておもしろいね。」
モンタ博士

オーくん
「よーし。いろいろなむしって観察かんさつすることにしよう。」

花ちゃん
「あれあれ? した写真しゃしんはなあに。」

写真
「これは,3年生ねんせいTティーくんがってきてせてくれたものだ。はじめはなにかなとおもったけど,よーく見るとキノコなんだ。」
モンタ博士

オーくん
「ドングリからているキノコなんてはじめてるぞ!」

「このドングリは,たぶん,マテバシイのドングリにまちがいないね。それにしてもよくつけたね。づいたね。感心かんしん・感心だね。」
モンタ博士

花ちゃん
「このキノコはなんという名前なまえですか。」

「いろいろなキノコの図鑑ずかん調しらべたら,スエヒロタケというキノコらしいよ。」
モンタ博士

オーくん
「へえー。いたことない名前なまえだな。」

「そうだね。からないことがいっぱいでいいんだよ。だから,おもしろいのさ。」
モンタ博士

花ちゃん
自然しぜん世界せかいは,おどろきでいっぱいですね。」

オーくん
自然しぜん世界せかいは,いろいろな発見はっけんでいっぱいですね。」

国立七くにたちななしょうのまわりには,いろいろなものでいっぱいだ。」
モンタ博士

2年女子
「モンタ博士はかせ校庭こうていのアサガオがいていました。」

「ほほー。よくがついてくれたね。うれしいね。このアサガオは,フッタはかといっしょに,エアコンの室外機しつがいきのフェンスのところいたのさ。みんなに『なつ』をかんじてもらえればいいなあという気持きもちで置いたのさ。さあ,みんなで夏を発見はっけんしにこう。ひまわりいろ太陽たいようがもくもく入道にゅうどうぐもをおともに,本物ほんものの夏がもうすぐそこまでているよ。」
モンタ博士

   てくてく自然散歩シリーズ
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