トウショキッズ 東書KIDS

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花ちゃん・オー君・モンタ博士のてくてく自然散歩シリーズ
3.動物どうぶつ世界せかい
 (7)ハチ・チョウ・ガ以外いがい昆虫こんちゅうのなかま
(341)カミキリムシ登場とうじょう
子供A
「モンタ博士はかせ! カタツムリをつけました。」

子供B
て見て,ダンゴムシもいっぱいとれました。」

子供A
「きれいなタマムシもいました。」

子供B
「オーくんは,カミキリムシをつかまえたそうですよ。」

写真
オーくん
「これは,ゴマダラカミキリというんですね。モンタ博士はかせ。」

花ちゃん
「さすがはオーくん昆虫こんちゅうにはくわしいね。」

オーくん
「もちろんさ。なつ昆虫こんちゅう季節きせつなんだ。これからは,いろいろなむしたちとえるから,わくわくドキドキでちょうたのしみなんだ。」

花ちゃん
「そういえば,校長室前こうちょうしつまえにカブトムシのさなぎがあったけど,メスは成虫せいちゅうになりましたね。」

オーくん
「そうだね。ふつう,カブトムシは甲虫こうちゅうとよばれていて,かたいからだをしているけど,成虫せいちゅうになったばかりだから,とってもふにゃふにゃしていたね。」

花ちゃん
「へえー。そうなんだ。今度こんどさわってみるわ。」

オーくん
残念ざんねんでした。もういなくなってしまいました。ところで,モンタ博士はかせ,カミキリムシって,かみるのですか。」

「カミキリムシはね,紙切かみきむしではなく,髪切かみきり虫という意味いみさ。それでは,カミキリムシのななつの不思議ふしぎのオンパレードだ。まずひとは,したこなのようなものちていることがあるけど,それはカミキリムシのしわざだね。」
モンタ博士

オーくん
「ふーん。いいことをきました。今度こんどさがしてみますね。」

ふたは,カミキリムシの成虫せいちゅうはかたいけど,幼虫ようちゅうはぶよぶよなんだ。」
モンタ博士

花ちゃん
「へえーそうなんですか。でも,ぶよぶよでもなかすすめるのですか。」

みっ不思議ふしぎは,幼虫ようちゅうにもくろくてかたく丈夫じょうぶくちがあって,それでをバリバリとべてしまうんだよ。」
モンタ博士

オーくん
「へえー。すごいんだな。」

よっ不思議ふしぎは,幼虫ようちゅうには丈夫じょうぶくちはあるが,はないのさ。」
モンタ博士

花ちゃん
「そうか。なかくらいから,えなくてもいいというわけですね。」

「そのとおりだね。昆虫こんちゅうからだは,それぞれのくらしのようすから一番いちばんてきしたかたちへとわっていくんだ。むずかしい言葉ことばで,『進化しんか』というんだよ。」
モンタ博士

オーくん
進化しんかか・・・。まあ,そのうちゆっくりとお勉強べんきょうしますね。」

「そうだね。いまは,自分じぶんのまわりのいろいろなもの興味きょうみ関心かんしんをもつことだね。そこで,いろいろ疑問ぎもんをもったり,不思議ふしぎかんじたりすればいいのさ。」
モンタ博士

花ちゃん
「ところで,いつ不思議ふしぎなんですか。」

幼虫ようちゅうにはもないが,おとにも鈍感どんかんで音にがつかないらしいよ。」
モンタ博士

オーくん
「へえー。そうなんですか。」

むっは,においにも鈍感どんかんということなんだ。くさいにおいのっぱや,いいかおりのはなをおいてもらんかおらしいよ。」
モンタ博士

花ちゃん
「いろいろな不思議ふしぎがあるんですね。それで,最後さいご不思議ふしぎなんですか。」

ななは,成虫せいちゅうになったばかりは,しろっぽいからだなんだ。すこしすればいろ模様もようもついてきてりっぱな昆虫こんちゅうになるというわけなのさ。」
モンタ博士

オーくん
国立七くにたちななしょう子供こどもたちはいろいろなものってきてくれるから,とってもたのしいですね。お勉強べんきょうにもなるし,すごいことですね。」

兄弟
「モンタ博士はかせ! アオダイショウをつけてってきました!」 

花ちゃん
「え! アオダイショウ!」

   てくてく自然散歩シリーズ
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