2.植物の世界
(8)植物の名前・分類・特性について
4.自然界のつりあい・環境保全・地質と地形の世界
(3)自然環境の保全
(329)シイタケづくりを体験しよう! その2
「あれあれ? 校庭で何かやってますね。」
「みんなでシイタケのコマを打っているところですね。」
「たくさんのお友達が集まってくれて,みんなで楽しく『シイタケのコマ打ち』体験ができてよかったね。おいしいシイタケができるのが楽しみだ。」
「何の木に打っているのですか。」
「国立市佐藤市長さんのおうちからもらったクヌギ。それから,モンタ博士がおうちの近くの八王子の雑木林からもらってきたコナラだよ。」
「たくさんあるみたいですね。何本くらいあるのですか。」
「細いのから太いのまで,全部で40本くらいあると思うよ。」
「へえー。そんなにあるんですか。」
「コマというのは,何個あるのですか。」
「全部で800個もあるんだよ。」
「それを全部トントンと打ったのですか。」
「そうだよ。みんなでトントンしたから,あっという間に終わったね。」
「始める前に,フッタ博士からコマ打ちの説明がありました。」
「シイタケづくりはとっても簡単さ。クヌギやコナラのほだ木とシイタケの種のコマがあればいいんだ。木をよく見ると,あちこちにたくさんの穴があるだろう。それにコマをつめて,トントンと打てばいいんだよ。」
「それだけでいいんですか。」
「コマをよく見ると,白っぽい綿のようなものがついているだろう。これがシイタケの種,シイタケ菌だね。」
「それで,シイタケはいつできるのですか。」
「明日? あさって? それとも来週。」
「そんなにすぐにはできないんだ。」
「それじゃ,6月ですか。7月ですか。」
「いやいやもっと先だね。早くて今年の秋にできればラッキーだね。もしできなければ,その次の春か秋かもしれないね。」
「たくさん打ち込んだほだ木は,どこにあるのですか。」
「みんなでトントンした後に,モンタ博士と校舎の裏に運んでおいたんだ。」
「下の写真右がその様子ですね。」
「ともかく,シイタケができるまでみんなで楽しみに待っていよう。」
「そして,とれたてのシイタケを焼いて,おしょうゆつけてみんなで食べたいね!」