3.動物の世界
(10)貝のなかま
(272)貝拾い報告・校長室前展示リニューアル
「あれあれ? 校長室前の展示がリニューアルしましたね。」
「またまた,おもしろそうなものがたくさんあるね。みんなで見に行こう。」
「そうだね。みんなの理科や生活,それから総合学習のため,それから,地域の自然の様子が少しでも分かればいいかなとか,何か参考になればと思っているんだ。これからもいろいろと工夫していくから楽しみにね。」
「いろいろな木の積み重ね遊びコーナーもありますね。」
「木って,いろいろな肌があるんですね。みんなよく見るとちがうんですね。」
「そうだね。木のおもちゃって,さわっていてとても気持ちいいもんだよね。木の感触を楽しみながら,たくさん遊んだり気付いてほしいね。これはね,モンタ博士特製の『木の幹ジグゾーパズル』みたいなものさ。今度,作り方を教えてあげるね。」
「ところで,その他に貝もたくさんありますね。」
「ビニル袋に入っているものは,全部名前が書いてありますね。」
「そうだよ。三浦半島の葉山にある『しおさい博物館』の職員で,貝の専門家でもある倉持先生という人に1つ1つ教えてもらったもんなんだ。正しい名前が書いてあるから見てごらん。どんな名前の貝があるか,とても勉強になると思うよ。」
「それから,『お一人様1つずつどうぞ!』というケースもありますね。」
「もらってもいいということですか。」
「もちろんだよ。上の写真にもあるように,モンタ博士とフッタ博士で春休みに,三浦半島にある葉山の一色海岸というところで,拾ってきたんだよ。」
「それから,ビーチコーミングという言葉がありますが,海辺では貝の他にカイメンや海藻や漂流物などを拾い集めるのも,ブームになっているそうなんだよ。」
「なるほど,そういうことですか。ますます興味や関心が増しますね。」
「ところで,海ではどんな名前の貝が見つけられたんですか。」
「さすが,よいことを聞いてくれるね。オー君。ありがとう。それでは,下の囲みにまとめたので,図鑑などでもぜひ見てください。」
アカニシ,アマオブネ,アマガイ,アワブネ,アワムシロ,イトマキレイシダマシ,イボウミニナ,イボキサゴ,イボニシ,イボフトコロガイ,イワガキ,ウズイチモンジ,ウチヤマタマツバキ,ウノアシ,ウミニナ,オミナエシダカラ,カコボラ,カニモリガイ,キクスズメ,キサゴ,キリガイダマシ,クチベニガイ,クボガイ,クリフレイシガイ,クロアワビ,クロダカラ,コシダカガンガラ,コシダカサザエ,コロモガイ,サザエ,シイノミツクシ,シマメウフネガイ,スズメガイ,ダンベイキサゴ,チャイロキヌタ,チリボタン,ツメタガイ,トコブシ,バイ,バカガイ,ハツユキダカラ,バテイラ,ハナマルユキダカラ,ヒメアサリ,ヒメヨウラク,フデシャジク,フロガイ,ヘソアキクボガイ,ヘナタリ,ホウシュノタマ,ホソヤツメタガイ,ホタルガイ,マガキ,マツバガイ,マツムシ,ムシエビ,ムラサキイガイ,メダカラ,ヤタテガイ,レイシ(50音順)
「うわあー! すごーい。とてもたくさんの種類があったんですね。すごいな。あれあれ? 校長室前には,トウキョウサンショウウオの卵もありますね。」
「これは,モンタ博士がおうちの近くで探してきたものなんです。くわしくは,そのうち,ていねいに説明してあげよう。」