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花ちゃん・オー君・モンタ博士のてくてく自然散歩シリーズ
2.植物しょくぶつ世界せかい
 (8)植物の名前なまえ分類ぶんるい特性とくせいについて
(251)くっつきむしがいっぱい!
オーくん
「あれあれ? これはなに植物しょくぶつのようですね。」

花ちゃん
かった。ひだりはヌスビトハギというはなですね。ふたついっしょですね。」

「そうだね。このかたち盗人ぬすっと(どろぼうのこと)のあしあとににていることから,この名前なまえになったんだね。」
モンタ博士

オーくん
あしあとか・・・。よくるとサングラスみたいにも見えるね。」

花ちゃん
「ところで,みぎはにているようだけど,ちょっとちがいますね。」

「これはね,4年生ねんせいA君エイくんつけたそうなんだ。おもしろいとおもってモンタ博士はかせにプレゼントしてくれたんだ。」
モンタ博士

オーくん
なんという植物しょくぶつなんですか。」

「これはね,アレチヌスビトハギとってね,もともとは日本にほんになかった植物しょくぶつで,外国がいこくからたもの,つまり帰化植物きかしょくぶつというんだね。」
モンタ博士

オーくん
「あれあれ? この,くっつくよ。くっつきむしだ。」

花ちゃん
むしといっても植物しょくぶつね。ところで,モンタ博士はかせ。くっつき虫って,いっぱいあるんですよね。」

「そうだね。それでは,いまから『くっつきむし』のオンパレードだ。おおきさがかるように,1センチのかみといっしょに写真しゃしんをとっておいたよ。てごらん。」
モンタ博士


オーくん
「モンタ博士はかせ! いろいろとあるんですね。」

花ちゃん
「アップで撮影さつえいしてあるから,よくかりますね。」

オーくん
植物しょくぶつ自分じぶんではうごけないから,動物どうぶつたちにくっついて,それで自分たちのなかまをふやしているんですね。」

「よーくてごらん。くっつくために,なにか見えるかな。」
モンタ博士

花ちゃん
「カギのような,フックのようなものがついていますね。」

よくつけたね。そのとおりだね。フックのほかに,さかさのとげのようなものもあるし,ヘアピンようなものもあるんだ。植物しょくぶつによっていろいろなんだ。」
モンタ博士

オーくん
「くっつくためには,ひっかかるものがあればいいのはかるけど,くっつくためには,接着剤せっちゃくざいのようなものもあるけどな・・・。」

「さすが,オーくん。よくがついたね。No.ナンバー6のチヂミザサ,No.7のメナモミ,それに,No.8のノブキには,それぞれ,ベタベタとつく粘着ねんちゃく物質ぶっしつがあるんだ。むしメガネでると,みずあめみたいになっているから,ぜひ見てほしいね。」
モンタ博士

花ちゃん
「へえー。ちいさな植物しょくぶつたねにもいろいろと工夫くふうがあるんですね。」

オーくん
「モンタ博士はかせほかにはどんなくっつきむしがあるんですか。」

今日きょう紹介しょうかいできなかったけど,名前なまえだけあげると,オナモミ,ヤブジラミ,ウマゴヤシ,ハエドクソウ,ダイコンソウ,フジカンゾウ,ミズタマソウ,ヤエムグラ,タウコギ,チカラシバ,ササクサ,オニルリソウ,オオルリソウ,ヤブタバコ,ガンクビソウなどなどだね。またそのうちおきなしするね。」
モンタ博士

   てくてく自然散歩シリーズ
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