トウショキッズ 東書KIDS

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花ちゃん・オー君・モンタ博士のてくてく自然散歩シリーズ
3.動物どうぶつ世界せかい
 (6)チョウ・ガのなかま
(77)ヒョウタンムシというミノムシ・・・ってどんなむし
写真
オオミノガ
花ちゃん
「あ! ミノムシだ。」

オーくん
(はな)ちゃん,ミノムシって,どんな(むし)だか()ってる。」

花ちゃん
「そうね。そういえば,(わたし),はっきりと()らないわ。ミノムシって(なん)仲間(なかま)?」

オーくん
(はな)ちゃんね,ミノムシというのはね,ミノガというガの仲間(なかま)なんだよ。」

花ちゃん
「へーえ,そうなんだ。(わたし),またおりこうさんになったわ。ところで,つぎ写真しゃしんもミノムシね?」

写真
????ミノガ
オーくん
「そうだよ。これもミノムシだ。最初さいしょ写真しゃしんはオオミノガというらしいけど,2番目ばんめの写真はなんていうのかな。そうだ,モンタ博士(はかせ)()いてみよう。」

「ぼくも()らないんだ。ミノムシの仲間(なかま)日本(にほん)に30種類(しゅるい)くらいいるそうなんだ。 ところで,つぎ写真しゃしんもミノムシだよ。」
モンタ博士

写真
マダラマルハヒロズコガ
オーくん
「え! これもミノムシなの。モンタ博士(はかせ)(しろ)(かみ)は1センチなんでしょ。とすると,ずいぶんと(ちい)さいね。1センチちょっとの(おお)きさだ。」

花ちゃん
(かたち)()わってますね。8の()みたい。それに古墳(こふん)(かたち)にもにているわ。名前(なまえ)はなんて()うの。」

「マダラマルハヒロズコガというんだ。早口(はやくち)言葉(ことば)で3(かい)()ってごらん。」
モンタ博士

花ちゃん
「マダアラマルマル・・・ヒロコガ・・・ガガガ・・・したかみそう。」

オーくん
「マダラ・・・マダラ・・・マルハヒロ・・・ガ???。(ただ)しい名前(なまえ)はむずかしいな。」

「むりしておぼえることはないよ。この(むし)はね,ツヅミといって,むかしから日本(にほん)にあるタイコのツヅミにとても(かた)がにているので,ツヅミミノムシともいうんだ。それから,ひょうたんににているので,ヒョウタンムシと()っているそうなんだ。」
モンタ博士

オーくん
「この(まえ)は,フウセンムシ(風船(ふうせん)(むし))というのがいたけど,今度(こんど)はヒョウタンムシか。いろいろとおもしろい名前(なまえ)(むし)がいるね。」

「このヒョウタンムシが()をよいしょよいしょと(のぼ)るすがたはユーモアたっぷりで,それはそれは,()ていてあきないよ。」
モンタ博士

花ちゃん
「ふーん。そうなんだ。オー(くん)今度(こんど)()てみようね。ところで,ミノムシの『みの』ってなあに。」

オーくん
「そういえば,『みの』ってなんだろう。みのもんたと関係(かんけい)あるんかな。」

「そうだね,みのもんたと関係(かんけい)があるだろうか? さあ,どうでしょう。(はな)ちゃん・オー(くん),ファイナルアンサー?」
モンタ博士

花ちゃん
「あのう,ファイナルアンサーって関係(かんけい)ないですよね。それにみのもんたも関係ないですよね。」

「ごめん,ごめん。つい調子(ちょうし)にのってしまったね。『みの』とは,わらなどで(つく)った(むかし)(あま)()だね。まあ,カッパみたいなもんさ。」
モンタ博士

花ちゃん
「はー,なーるほど。それで,ミノムシというんですね。」

「しかし,どっこい,ミノムシの不思議(ふしぎ)はまだまだ(つづ)くのだ。」
モンタ博士

   てくてく自然散歩シリーズ
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