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花ちゃん・オー君・モンタ博士のてくてく自然散歩シリーズ
4.自然界しぜんかいのつりあい・環境保全かんきょうほぜん地質ちしつ地形ちけい世界せかい
 (2)外来種がいらいしゅ
(72)夜咲よる さはな・・・オオマツヨイグサ
オーくん
「ねえ,(はな)ちゃん,きょうは,ホタルがたくさん()られてよかったね。」

花ちゃん
「そうね。わたし,ホタルだーい()き。」

オーくん
「ホタルが()られたり,いろいろな(むし)()えたりして最高(さいこう)だね。」

花ちゃん
「そうね,季節(きせつ)ごとにいろいろな(はな)がさいて最高(さいこう)だわ。」

「そうだね。これからもどんどん自然(しぜん)のすばらしさを()つけていこうね。」
モンタ博士

 
そんなわけで,みんなで「ホタルを()(ゆう)べ」が()わり,おうちに(かえ)る,その(とき)・・・。
オーくん
「あ! なんだ。(いま)()(いろ)の?」

花ちゃん
()()た! (わたし)も見た。」

二人(ふたり)ともよく()がついたね。それじゃ,みんなで()()こうか。」
モンタ博士

花ちゃん
「うわあー! (おお)きな(はな)!」

オーくん
「クンクン,クンクン,におうね,このお(はな)。」

花ちゃん
「この(はな)(なん)ていう名前(なまえ)なの。」

「これはね,オオマツヨイグサというんだよ。それからツキミソウ(月見(つきみ)(そう))ともいうね。」
モンタ博士

花ちゃん
「どうして,この名前(なまえ)になったの。」

「オオとは(おお)きいという意味(いみ)だね。待(ま)つ宵(よい)の(よい)とは,(よる)という意味なんだ。夜を待つようにして(はな)をさかせるということなんだ。」
モンタ博士

花ちゃん
「どうして,こんなににおうんですか。」

「どうしてだろう・・・,(かんが)えてごらん。」
モンタ博士

オーくん
(はな)は,(むし)たちによく()えるように,きれいな(いろ)の花をさかせるんだよね。でも,(よる)だと,その色が見えない・・・。あ! そうか。色のかわりににおいで虫をよびよせるんだ。」

「そのとおり,ピンポーン。(よる)(はな)をさかせるものは,(つよ)いにおいを()すものが(おお)いね。それから,(くら)くても()()つように(しろ)()(いろ)の花が多いんだよ。」
モンタ博士

写真
オオマツヨイグサ
オオマツヨイグサのつぶやき
 (わたし)は,明治(めいじ)時代(じだい)日本(にほん)にやってきた帰化(きか)植物(しょくぶつ)です。宵待(よいまち)(ぐさ)とか,月見(つきみ)(そう)とかよばれますが,(ただ)しい()(まえ)は,オオマツヨイグサといいます。私の名前を一躍(いちやく)有名(ゆうめい)にしたのは,太宰(だざい)(おさむ)竹久(たけひさ)夢二(ゆめじ)という(ひと)です。
 太宰(だざい)(おさむ)の『富嶽(ふがく)百景(ひゃくけい)』の(なか)に,「富士(ふじ)には,月見(つきみ)(そう)がよく似合(にあ)う。」という一節(いっせつ)があるそうです。また,竹久(たけひさ)夢二(ゆめじ)の「宵待(よいまち)(ぐさ)」の歌詞(かし)に「♪()てど()らせど()(ひと)の宵待草のやるせなさ♪」とあります。お二人(ふたり)に,この()をお()りし,(こころ)より(かん)(しゃ)(もう)()げます。
   てくてく自然散歩シリーズ
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