小学校 社会科クイズ

(12)新しい日本,平和な日本へ(6年生)


Q1

第二次世界大戦ののち,国際社会の平和を守るためにつくられた組織を何といいますか。



答え

国際連合こくさいれんごう(国連こくれん)


解説

国連は,1945年に発足しました。第二次世界大戦の前には,国際連盟れんめいがありました。しかし,第二次世界大戦がおき国際平和を守れなかったという反省にたち,多くの国が協力し国際的な問題を解決していく場として,国連がつくられました。日本は,1956年に加盟かめいが認められました。


Q2

第二次世界大戦ののち,日本では民主的な国家として再出発していくために,さまざまな改革(かいかく)が進められました。それとはちがうものは,どれでしょうか。
(1)女性の参政権さんせいけん
(2)農地改革のうちかいかく
(3)子どもの権利条約けんりじょうやく
(4)労働者の権利確保



答え

(3)子どもの権利条約けんりじょうやく


解説

民主主義のもとづく政治や社会のしくみの多くは,この当時につくられました。男女平等の世の中にしようと,女性に参政権がみとめられました。また,小作こさく農家も自分の農地をもてるようになりました。さらに働く人たちの権利が保障ほしょうされるようになりました。


Q3

第二次世界大戦ののち,日本では民主的な国家として再出発していくため,1946年にたいせつな法律ほうりつがつくられました。何といいますか。



答え

日本国憲法けんぽう


解説

問2のさまざま戦後改革かいかくとならんでつくられた日本国憲法は,1946年11月3日に公布こうふされました。そして翌年よくねん,1947年5月3日から施行しこうされました。この憲法はあたらしく選ばれた国会議員によって決められ,平和と民主主義が日本の進む方向として定められました。


Q4

第二次世界大戦ののち,およそ10年がすぎたころから,日本は大きく復興ふっこうしました。こうした社会の変化を高度(     )とよんでいました。(     )にあてはまることばは何でしょうか。



答え

経済けいざい成長


解説

1956年,政府が日本の経済のようすと国の取り組みをまとめた「経済白書」では,復興の時期は終わったとして,「もはや戦後ではない」という表現が使われました。そののち,1964年に開かれた東京でオリンピックをめざして,交通機関や町の整備が大きく進みました。


Q5

第二次世界大戦ののち,しばらくの間,アメリカ合衆国に統治され,1972年に日本に返還へんかんされたのは,どこでしょうか。



答え

沖縄おきなわ


解説

1951年にアメリカで開かれた講和こうわ会議で,日本は48の国と平和条約を結んで独立を回復かいふくしました。アメリカとは,安全保障条約あんぜんほしょうじょうやくを結びその関係を強めました。しかし,沖縄はアメリカに占領せんりょうされたままでした。その後,復帰ふっき運動などの努力が実り,1972年に日本に返還されました。


Q6

次の年表は,戦後から現在までの主なできごとをあらわしています。
かっこの(1)(2)(4)にあてはまることばを,(3)にはある県の名前を,(5)にはある国の名前を入れましょう。



答え

(1)連合
(2)オリンピック
(3)沖縄
(4)大震災だいしんさい
(5)韓国かんこく


解説

日本は戦後改革かいかくを進めて新しい憲法をつくり,世の中は変わりました。また,国際連合に加盟し国際社会の一員としてさまざまな活動を進めています。人々の生活は豊かになりましたが,2011年に東日本大震災があり,いまだに復興ふっこうしていません。国際的には,人権,領土,国民の老後の生活など解決すべき課題はたくさんあります。






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