NO.89

キク科の花いろいろ(コスモス・アザミ・タンポポの花のつくり)

「うわあー! コスモスのお花のアップですね。」
「筒状花(つつじょうか)というのは、まん中の小さな花ですね。」
「小さい『つつ』のようだから、そのようにいうんですね。」
「ピンクは、舌状花(ぜつじょうか)というんですね。何だかむずかしいよび方だな。」
「舌(した)というのは、べろということですね。8まいありますね。」
「そうだね。コスモスは、筒状花(つつじょうか)と舌状花(ぜつじょうか)の2種類の花からできているということなんだね。ところで、コスモスによくにた花で、みんながよく知っているものがあるだろう。何だか分かるかな。ヒントは夏の花さ。」
「夏の花? 夏、夏……分かった。ヒマワリだ。ヒマワリの花のつくりとコスモスは同じなんだ。種になるところは、筒状花のところですね。」
「だいぶ分かってきたようだね。だから、コスモスの花も種ができるのは、真ん中の花のところだということですね。」
「あれ? ちょっと待って、キクの仲間には、アザミやタンポポもあるんでしょう。ちょっと、花がちがうようだけど、でも、にているところもあるし……。頭がこんがらがってきちゃうよ。」
「下の2枚の写真を見ると、よく分かると思うよ。」
アザミ
タンポポ
「あ! そうか、アザミの花は、筒状花ばかりの花ということですね。コスモスのまん中の花ばかりがたくさん集まってできた花なんだわ。」
「そうか、タンポポの花は、舌状花ばかりの花ということですね。コスモスのまわりの花ばかりがたくさん集まってできた花なんだ。」
「二人ともよいところに気がついたね。あれ? オー君、何もぐもぐしてるの。」
「モンタ博士、いつも言っているじゃないですか。観察は五感を使わなくちゃいけないってね。だから、コスモスの葉っぱを食べているんだ。モグモグ。」
「あまり食べすぎないようにね。まあ、キク科の植物はだいたい食べてもだいじょうぶだけどね。」
「え! だいじょうぶなの。おなかこわさないかな。」
「だって、シュンギクという植物は、すきやきの時に食べるだろう。コスモスだって同じような味がするよ。」

キバナコスモス

 普通のコスモスとは別の種です。草の丈は低く、葉の切れ込みの幅が広いのが特徴。花は一重か舌状花が重なった半八重咲きです。名前はキバナコスモスだが、花の色は黄色、橙色、赤など変化に富みます。普通のコスモスにも黄色はありますが、これは、ピンクに黄色のすじが入った花から玉川大学農学部で改良されたものです。しかし、コスモスはやっぱり「うすべに色」が一番!だと思いますが……。


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