NO.83

キクイモって、どんなイモ?

キクモイ
「モンタ博士、見て見て! このお花、体育館へのわたりろうかの横のところにいっぱいさいていたんだ。何というお花ですか。」
「お! よく見つけたね。オー君はえらいね。」
「何でそんなにえらいんですか。」
「ふだん、ほかの人が気づかずに、何となく見すごしてしまうものでも、しっかりと見つめるということは、とてもすばらしいことなんだ。きのうも、ある男の子が、『花! 見つけた。』と言って、朝一番に、職員室(しょくいんしつ)に見せに来てくれたよ。」
「みんなに気づかれずに、ひっそりとさいている花や、小さな虫も、みんな生きていて、命(いのち)を持っているということはステキなことなんですね。」
「てくてくしていると、いろんなものに会えてうれしいですね。ところで、このお花は、何という名前なの。」
「これはキクイモというんだ。」
「キクイモとは、ちょっとおもしろい名前だけど……。よく見ると、キクの花ににているのは分かるけど、イモというのはどうしてなの。」
「このキクイモの根っこには、大きなイモができるんだよ(キクイモによくにたイヌキクイモのイモは小さい)。それでこの名前があるのさ。」
「ふーん。モンタ博士、このイモは食べられるの?」
「このキクイモというのはね、昔、イモから砂糖(さとう)を取るために外国から持ってきたものなんだ。でも、それが、いつのまにかあちこちに生えてしまったというわけさ。」
「ふーん。それじゃ、このイモはあまいのかな。」
「それはどうだろう。でも、ためしてみるのもおもしろいかもね。取ってもだれもおこらないと思うから、やってみてごらんよ。」
「モンタ博士、秋には、キクイモのほかにいろいろな花がさいていますね。」
「そうだよ。秋はいいね。これからの季節(きせつ)、あちこちてくてくしながら、いろいろな花や虫を発見してごらん。」

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