NO.59

花ちゃん・オー君・モンタ博士のてくてく自然散歩シリーズ

□赤勝て!白勝て!アカツメクサとシロツメクサの運動会

花ちゃん 「赤の勝ちよ!」
オー君 「白の勝ちだよ!」
花ちゃん 「絶対に勝ちます。負けません。何といっても赤が一番です。」
オー君 「そんなことないよ。白の方が強いんだ。明日はおいらたちのものだ。」
モンタ博士 「二人ともどうしたの。けんかはいけないよ。仲良くしなくちゃね。」
花ちゃん 「モンタ博士,明日は赤組の応援をお願いしますね。」
オー君 「ちがうよ。モンタ博士は白組の応援に来てくれるんだよね。」
モンタ博士 「まあまあ,二人ともがんばってほしいね。ところで,赤とか白とか言っているけど,今,野原でも赤と白が競争しているよ。野原の運動会だね。」
オー君 「野原で運動会?」
花ちゃん 「野原で赤と白が……,どういうことですか。」
シロツメクサ
シロツメクサ
アカツメクサ
アカツメクサ
モンタ博士 「二人とも四つ葉のクローバー探しをしたことがあるだろう。あの植物を正しくはシロツメクサというんだよ。また,よく似た草で花が赤っぽいものをアカツメクサというのさ。別名をムラサキツメクサともいうけどね。」
オー君 「シロツメクサとアカツメクサか……,なるほどなるほど。」
花ちゃん 「本当に運動会のように,二つの植物が競って生えているんですね。」
モンタ博士 「両方ともよく似ているね。どんなところが似ているかな。」
花ちゃん 「両方とも葉っぱが3枚ですね。」
オー君 「それから,花もよく似ているよ。小さな花がたくさん集まって大きな花になっているよ。」
花ちゃん 「咲き終わった花は下にたれて,少しきたない感じの色になってるわ。」
モンタ博士 「二人ともよく見つけるね。それじゃ,次はちがう点はどうかな。」
オー君 「草の高さがアカツメクサの方が少し高いみたいだね。」
花ちゃん 「それに,葉っぱも大きさとか,表面の感じも違うわ。」
オー君 「それに何といっても,名前がちがうじゃん……なんてね。」
花ちゃん 「オー君,ふざけないでね。」
モンタ博士 「まあまあ,いいよいいよ。ところで,植物を観察するときに,どんな共通点があるか,そして,ちがう点はどんなところなのかをよーく見ることが大切だね。比較(ひかく)して大きさとか長さを数字にしてみるともっといいかもしれないね。これからも,けんかをしないで仲良く観察しようね。」
オー君 「はーい,分かりました。ところで,四つ葉のクローバーは幸せのシンボルって言うんだよね?」
花ちゃん 「そのとおりよ。だから,私は四つ葉探しが大好きだわ。でも,ところで,四つ葉ってどうしてあるのかな。ふつうは3枚ですよね。」
モンタ博士 「あれあれ,変なことを言うね,花ちゃんは……。四つ葉のクローバーの探し方は,この前お話ししたよ。くわしくは,『花ちゃん・オー君・モンタ博士のてくてく自然散歩シリーズ』のNO.21をよーく見てごらん。答えがちゃんとあるからね」

▼緑といやしと…

 昔の人は,読書や針仕事などで目が疲(つか)れると,庭の木々や草などの緑を見ては,目の疲れをいやしたそうである。緑の量といやされ感は正比例したのであろう。街路樹の緑が多ければ多いほどいやされ感が増すというのはいろいろな研究報告にも詳しく載せられているそうである。なお,視界の中の緑の量が30%以下になると,さつばつとした雰囲気(ふんいき)になるそうである。


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