NO.261

ハチのひみつの世界11 「竹筒バチゲットマシーンづくり」

「今日は、竹筒(たけづつ)バチをゲットするためのトラップ(わな)の作り方を教えてくれるんですよね。モンタ博士。」
「楽しみですね。どうやって作るんですか。」
「まず、はじめに、みんなのおうちの近くでアズマネザサをさがそう。上の写真は、モンタ博士のおうちの近くで撮影(さつえい)したものなんだ。」
「アズマネザサ? どういうササなんですか。」
「アズマネザサというのは、『シノタケ』ともいうんだ。もし、それがないときには、ふつうの竹でもいいよ。」
「それで、どうやって作るんですか。」
「長さが20pくらいがいいらしいよ。下の写真のように節(ふし)をかた方に少しのこすくらいがいいそうなんだ。」
「その長さに切ってからどうすればいいんですか。」
「それでおしまいさ。」
「え!それでおしまい。それだけなんですか。」
「そうなんだ。そこでね、大切なことは、いろいろな太さのものを用意するということなんだ。」
「それはどうしてですか。」
「それはね、いろいろなハチがいるだろう。そのためなのさ。だから、いろいろな太さのものをあれこれとまぜまぜして、たばねておいておけばいいんだ。つまり下の写真のようにしたものを用意すればいいね。」
「うわあー、ずいぶんとたくさんありますね。どのくらいあるんですか。」
「そうだね。30本くらいかな。これを今年は6つの場所に置くつもりさ。」
「ほかに気をつけることはないのですか。」
「そうだね。一番大切なのは、その竹筒を置く場所なんだ。」
「どこでもいいというわけではないのですね。」
「いろいろな場所に置いて、どういう場所がハチのお気に入りの場所かを調べることも楽しいかもね。でも、今回は、確実(かくじつ)にハチがとれる所に置きましょう。写真を見てごらん。こういう場所がいいのさ。何か気がつくことはないかな。」
「うーん。ただの畑のような所ですね。そのどこに置けばいいのかな。」
「おうちのような所があるけど、そういう所かな。」
「そうなんだ。納屋(なや)とも言うけど、いろいろな農作業をする道具などを入れてある物置みたいな所がベストだね。畑があって、青虫やいろいろな幼虫(ようちゅう)がいるだろう。それに、山も少しあるね。そういう所が最高(さいこう)だね。」
「ところで、その物置のどこに置けばいいの?」
「そうだね。軒下(のきした)というけど、屋根のすぐ下などがいいね。それに、雨にかからない場所がいいね。」
「花ちゃん、とっても楽しみだね。」
「そうね。どんな種類(しゅるい)のハチがゲットできるのかな。わたし、今年の夏休みの自由研究にするわ。」
「おいらもやりたいよ。それじゃ、いっしょにやろう。竹筒バチゲットプロジェクトの開始だ。」

竹筒バチゲットトラップの作り方裏ワザ

 20pほどに切ったアズマネザサを、事前に写真のようにナイフのようなもので裂いておき、その後、ビニルテープなどで巻いておくと、観察する時にとても便利です。この時、アズマネザサの管の真ん中を裂くのではなく、やや偏って裂くことにより、その後の観察がとてもしやすくなります。また、どのような種類の竹筒バチがゲットできたかを調べた後は、そのまま、元の場所に置いておけば、ハチたちは羽化して飛び立つことでしょう。


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