NO.246

キノコの役目って何だろう?

「うわあー、きれいなキノコだ。」
「このキノコは、この前、モンタ博士が教えてくれたキノコですね。たまごみたいなので、タマゴタケというのですね。」
「よくおぼえていたね。うれしいね。ところで、キンモクセイの花がさくと、いよいよキノコの季節(きせつ)だね。」
「思い出したぞ。マツタケのお話もしてくれたね。学校でも、コナラのほだ木から、大きなシイタケやナメコがとれたよな。」
「ところで、キノコって何だろう。植物でもないし動物でもないわ。」
「そうだね、かんたんにいうと、キノコは、カビの仲間(なかま)で胞子(ほうし)というものでふえるんだよ。」
「胞子? なんだそりゃ。」
「かんたんにいうと、木や草の種(たね)と同じようなものかな。『カビの花』とも言ったら分かるかな。」
「ふーん。カビの花か・・・・・・、そうなんだ。でもさ、モンタ博士! キノコって何のためにあるの。」
「大きく分けて2つの役目があるんだよ。」
「2つの役目? どんな役目なんですか。」
「まず、1つ目は、植物や動物を分解(ぶんかい)して土にもどすグループがあるんだ。『森のおそうじやさん』と言ったら分かるかな。」
「なーるほどね。おいら、かれた木にキノコがついているのを見たことあるもんな。それに、落ち葉や死んだ虫からもキノコが生えるんだよね。ところで、モンタ博士! 2つ目の役目って、何ですか。」
「もう1つは、キノコと木が、おたがいに養分(ようぶん)や水分をやりとりして、助け合いながら生活するグループ。こういうのをむずかしい言葉で外生菌根(がいせいきんこん)というんだ。かわいた土からの水分やリンとかミネラルとかの吸収(きゅうしゅう)を行って、植物が大きくなるのを助けるのさ。そのかわりに、植物が光合成(こうごうせい)でたくわえた栄養(えいよう)をキノコは分けてもらえるんだ。こういうのを、共生(きょうせい)というのさ。」
「へえー、すごいね。ちょっとむずかしいお話だったけど、ちょっとは分かったな。花ちゃん! これからは、キノコをたくさん見つけよう、調べよう、お勉強しよう!」

 


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