NO.222

地面近くでさく背の低いお花

「きのうのお話では、地面の近くのほうが、あたたかいということだったわね。」
「そうだったね。つめたい風も当たらないからだったよな」
「でも、ほんとうなのかな・・・。」
「何を言っているんだよ。ほんとうかどうかをたしかめるために、実験(じっけん)をするんだろう。」
「そうね。それでは、どうすればいいんだろう。どんな実験道具を作ればいいんだろう。」
「そうだ。二人でいろいろと考えてみよう。」
「そうだよ、花ちゃん、オー君! そこが大切なところなんだ。いろいろ話し合ってごらん。」
  ということで、下の写真のようなものを作ったとさ・・・・・・。
「温度計その1というのは、地面から1m20cmくらいの気温(空気の温度)をはかります。」
「温度計その2というのは、地面から5cmくらいの気温をはかります。」
「そして、1時間ごとに気温をはかりました。」
「温度計を見る時に、水平に見るようにしたんだ。」
「そうしないと、正確(せいかく)な温度がはかれないからなんですね。」
「そして、グラフにしたのが下にあります。」
「グラフを見て、どんなことに気がつきましたか。」
「朝と夕方はあまりちがいがないんですね。」
「そうなんだ。でも、午後1時ごろは、120cmのところは17度しかなかったのに、地面の近くの5cmのところでは23度もあったんだ。」
「23−17=6ですね。つまり、6度も地面の近くのほうが気温が高いということが分かりました。」
「オオイヌノフグリなど、背(せ)の低(ひく)い花がどうして今たくさんさくのかということがよく分かりました。」
「そうね。偶然(ぐうぜん)に何となく花はさいているんじゃないのね。みんな、それぞれ意味があるということがよく分かりました。」
「オオイヌノフグリがかわいい花をさかせている。ああ、きれいだ、で終わっても、まあいいけどね。なぜそこにオオイヌノフグリが花をさかせているのか。どうしてそこじゃないと生えないのかとか、気温との関係(かんけい)、水との関係、空気との関係、土との関係、などなど、いろいろな環境(かんきょう)と合わせて、どうしてかなあと考えることは大切なことだね。」

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