NO.193

モリアオガエル君、登場!

「ねえねえ! 花ちゃん、ビッグニュースだよ。」
「え! ビッグニュース? どうしたの。」
「おどろかないでおくれよ。あのね、あのね。モリアオガエルがね。」
「モリアオガエルがどうしたの。」
「あのね。モリアオガエルがね! モリアオガエルがね! 池のミズキの木にね……。」
「たまごをうんでいるんでしょ。」
「え! 何で知ってるの?」
「モンタ博士に教えてもらったのよ。今、学校のあちこちにうんでいるのよ。校長先生のお話では、校庭の東の池にもいるそうよ。」
おれは、モリアオガエルさ。緑色のカエルというと、アマガエルやシュレーゲルアオガエルなどがいるけど、その中でも一番大きいのが、このおれさまだ。よろしくね!
「そうか、知ってたのか。そんでね、モリアオガエルは、アワアワの中にたまごがあって、それがポタリポタリと池の中に落ちるんだよ。それで、池の中には、オタマジャクシがいっぱいになるのさ。」
「そうね。ポタリポタリでしょ。」
「え! ポタリポタリも知ってるの。どうして? 見たことあるの?」
「だって、校長先生が、学校の玄関(げんかん)の横にモリアオガエル観察用(かんさつよう)の水槽(すいそう)を用意してくれたのよ。水槽の上に網(あみ)があって、そこにあわあわのモリアオガエルのたまごがのっているのよ。あわの中でたまごからかえったオタマジャクシは、少しずつ網を通って下に落ちるようになっているのよ。オタマは、ちっちゃくてとてもかわいいわよ。おなかは少し黄色っぽいの。たまごの時の栄養(えいよう)をまだ持っているのね。」
「うわあー、すげえ! 花ちゃんは、モリアオガエル博士だね。」
「モリアオガエルはね、1週間から10日くらいで、ポタリポタリと水の中に落ちるのよ。」
「ふーん。そうなんだ。」
「それから、モリアオガエル観察水槽は、たまごがかわかないように、じょうろで、水を上からかけてあげて、箱でふたがしてあるのよ。」
「なーるほど。なーるほど。」

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