NO.184

春の野山は花がいっぱい!A−オンパレード

「いよいよ春ですね。野山がいちばん美しい季節(きせつ)ですね。」
「そうですね。いろいろな緑色が日に日に変化(へんか)していくんですね。てくてくするのに最高(さいこう)ですね。」
「そうだね。春は大いそがしだ。今、あちこちでいろいろなお花がさいて、目を楽しませてくれるね。今日は、季節の花……、春の花、その2のオンパレードでーす。」
とても小さくかわいいユリなので、チゴユリといいます。チゴとは、漢字で稚児と書きます。あちこちにさいています。ぜひ、このかわいいすがたを見つけてください。高さが10cmほどで、クリーム色の花です。
あーら、あらあらふしぎ? 葉っぱの上に花がさいています。葉っぱをいかだに見立てて、ハナイカダといいます。沢(さわ)ぞいにいっぱいあるわ。新芽(しんめ)は山菜(さんさい)としても有名で、とてもおいしいでーす。
瑠璃(るり)色をしていて、山に多いので、ヤマルリソウといいます。その青く美しい花には、ハッとさせられます。早く見ないともう終わっちゃうよ。
校庭の草むらにたくさんさいていました。でも、そろそろ花も終わりのようです。実が黒くなるので、カラスの名前がつきました。エンドウ豆そっくりの実をつけます。その実は食べることができるそうです。マメ科の花はちょっとかわった形をしています。
この花は野山のあちこちで見られる植物で、ムラサキケマンといいます。ケシ科の植物で、花はよく見ると、4枚(まい)の花びらからできています。ウスバシロチョウの幼虫(ようちゅう)の食草(しょくそう)です。
黄色い花でちょっと見ると、タンポポのようですが、よーく見ると、花びらの数が少ないようです。葉っぱをちぎってみると、白い汁(しる)のようなものが出ますが、これは、タンポポと同じです。どうして白い汁が出るか考えてみましょう。答えはそのうちに……。
葉っぱがやぶれたカサのようなので、ヤブレガサという名前がつけられました。なるほどとうなずける植物です。春の林のあちこちにあります。見つけてごらん。
ヤマブキは花びらが5枚(まい)。しかし、このヤマブキソウは、花びらが4枚です。高さが20cmほどの草で、花びらが大きくてとてもステキな花。あまりあちこちにさいている花ではないようです。
この花はアヤメなどの仲間(なかま)で、シャガといいます。立って観察(かんさつ)してはいけないそうです。名前がシャガなので、シャガんで見よう!なーんちゃって。
花が大きくよく目立ちます。一つだけ花をさかせるので、イチリンソウ(一輪草)といいます。あちこちの野山でふつうに見られるものです。春の野山でさがしてみましょう。
イチリンソウに対して、二つくらいの花をよくつけるので、ニリンソウ(二輪草)といいます。花はイチリンソウと同じく白ですが、やや小ぶりな花です。どちらもキンポウゲ科。

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