NO.121

アマガエル君、登場

「モンタ博士! カエルをつかまえました。」
「ほほー。どれどれ、見せてごらん。お! こりゃ、アマガエルだね。この前は、みんなでカジカガエルを見ることができたし、今日はアマガエルに出合えたし、いろいろなカエルがいて楽しいね。」
「ほかにもいろいろなカエルがいるんでしょ。」
「そうだよ。いろいろいるらしいよ。あのね、モンタ博士はね。植物は25年以上、昆虫は10年くらい前からコツコツと観察してきたけど、今年はね、カエルをしっかり見ようと思っているんだよ。どんなことでも、テーマを見つけてお勉強するということは、それはそれは楽しいことだね。」
「それでは、いっしょにお勉強ということですね。モンタ博士!」
「そうだよ。分からないことは、おたがいに教え合えばいいのさ。さて、二人は、どんなカエルを知っているかな。名前を言ってごらん。」
「ヒキガエル!」
「トノサマガエル! それから、アカガエルというのもいるね。」
「それから、ウシガエルのオタマジャクシも見たわ。」
「モリアオガエルは、木の上であわあわにたまごをうむんだよね。」
「そうだね、そのくらいかな。カエルってね、昆虫(こんちゅう)みたいに種類(しゅるい)が多くはないし、けっこう少ないのさ。みんなが住んでいる東京都では、10種類くらいしかいないんじゃないかな。カエルはね、もともと南の方に多い生き物なのさ。沖縄(おきなわ)などには、いろいろな種類のカエルがいっぱいいて、カエル天国なんだ。」
「そうなんですか。モンタ博士に質問(しつもん)したいのですが。日本にはどのくらいいるんですか。」
「それに、カエルって、何の仲間(なかま)なのかな。何に一番近い生き物なの。」
「そうだね、いい質問だね。その生き物が何の仲間かということや、どのくらいいるかは、とても大切なポイントなんだよ。」
「なるほど。ポイントをおさえるということが大切なんですね。」
「そうだよ。まず、カエルはね、イモリやサンショウウオなどと同じ仲間で、両生類(りょうせいるい)というのさ。」
「水の中や地上など、両方で生活するから、両生類というんでしょ。」
「そのとおりだね。そして、カエルは日本でも40種類くらいだよ。」
「そうなんですか。それから、もう一つ質問ですが、カエルの体がぬるぬるしているのは、どうしてなんですか。」
「これは、またいい質問だ。ぬるぬるというのは、ばい菌(きん)をふせいだり、体がかわいたりしないためのものさ。それに、あのぬるぬるにさわった後は、目をこすったりしないでね。生き物をさわったら、必ず手をよくあらおうね。」

アマガエルのつぶやき

ぼくは、アマガエルさ。正しい名前はニホンアマガエルというんだ。体長は3〜4cmくらいで、メスの方がオスより大きいぞ。鼻から目、耳にかけて褐色(かっしょく)の太い帯が通っているだろう。これが特徴なんだ。前足に4本、後足に5本の指があり、すべての指先に丸い吸盤(きゅうばん)があるんだ。それで、枝から枝へ飛び移ったり、ガラスに張りつくこともできるんだぞ。よく似たシュレーゲルアオガエルやモリアオガエルと比べると、ぼくは、体が小さく、目から鼻にかけて帯が出ることなどで区別できるぞ。


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