NO.117

おいしい山菜レシピその2……コゴミのお話

「前号は、フキについていろいろとお勉強できたわ。オー君、どうもありがとう。それにしても、オー君は、食べることについては、よく知っているわね。感心しちゃった。」
「食べるのは、おいらにまかせて。フキのほかに、春の山菜(さんさい)と言えば、タラの芽(め)、ツクシ、セリ、ヨモギ、ノビルなどなど、いっぱいあるんだよね。どれもみんなとっても、まいうーだよ。」
「それからね、コゴミもとてもおいしいよ。」
「コゴミ? あんまり聞いたことないわ。」
「あのね、正しくは、シダ植物のクサソテツというんだよ。」
「もうそろそろ、のびはじめているだろうね。さあ、みんなでとりに行こうか。」
  ということで、三人で、てくてく出かけていったとさ……。
「どこ、どこにあるの。」
「ほら、そこに、のびている草があるだろう。それが、コゴミさ。」
「ふーん。こんなにまるまっているんだ。おもしろい形ですね。」
「そうだね。一度見たら、すぐに覚えてしまう形だね。さあ、みんなでどんどんとろうね。たくさんとれたら、となり近所のみなさんにおすそ分けしてあげようね。」
「モンタ博士に質問(しつもん)です。どうすれば、山菜とりが上手になるんですか。」
「山菜とりのコツというのはね、どこに何があるかをしっかりと覚えておくことだね。このコゴミはあの川の近くとか、あそこの田んぼの近くとか、……あちこちにあるよ。」
「なーるほど。そういうことですね。これから、花ちゃんは山菜博士になりまーす。ところで、このコゴミというのは、どうやって食べるんですか。」
「さあ、それでは、『シェフもんた』の登場だぞ。」
「いよー! 待ってました。腕前(うでまえ)をはいけんさせてください。」
「うわあー、楽しみ。早く食べたいわ。」
「まず、お湯をわかして、よくあらったコゴミをゆでる。この時にお塩を少し入れると、緑色があざやかになるそうなんだ。」
「それから……。」
「次に、お湯をきってから、冷(つめ)たい水につけることがポイントだね。」
「それから、それから……。」
「おかかとおしょうゆで、はい、できあがり。」
「ふーん。それだけですか。かんたんなんですね。」
「おっと、わすれてはいけないのが、パラパラとビタミンT(アイ…愛)だ。」
「それから、しょうゆマヨネーズでもけっこううまいんだよ。」
「それから、ごまあえや、からしみそあえ、くるみあえ、みそしる、しょうゆ、油いため、などなど、いろいろと調理法(ちょうりほう)があるから、チャレンジしてみるといいね。ともかく、コゴミというのは、あくぬきしなくても食べられるからいいんだよ。さあ、花ちゃん。コゴミ料理にチャレンジだ。」

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