トウショキッズ 東書KIDS

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花ちゃん・オー君・モンタ博士のてくてく自然散歩シリーズ
2.植物しょくぶつ世界せかい
 (4)被子植物ひししょくぶつ単子葉類たんしようるい)のなかま
 (9)わあ、たのしい! 草花くさばなあそびの世界せかい
(623)竹馬作たけうまづくりにチャレンジ!
写真1
花ちゃん
「モンタ博士はかせ竹馬たけうまとても上手じょうずですね。」

「もちろんさ。子供こどものころに自分じぶんつくってあそんだよ。」
モンタ博士

オーくん
「かなりむかしのおはなしですか。」

「そうだね。50ねん以上前いじょうまえはん世紀せいき以上前だね。」
モンタ博士

花ちゃん
「その竹馬たけうまは、自分じぶんでまたつくられたのですか。」

「もちろん、そうだよ。はなちゃんとオーくんにプレゼントしようとおもってね。」
モンタ博士

オーくん
「プレゼントしてくれるのですか。うれしいですけど、ぼくたちだけでもつくれますか。ぜひ、自分じぶんで作ってみたいです。」

「それでは、このまえもらってきたたけがあるから、それでつくることにしよう。」
モンタ博士

花ちゃん
「モンタ博士はかせ、そのたけ、どこからもらってきたのですか。」

かわちかくにマダケというたけがたくさんあってね、東京都とうきょうと建設局けんせつきょく河川かせん管理かんり事務所じむしょ電話でんわして、ってもいいか相談そうだんしたんだ。」
モンタ博士

オーくん
「それで、どうだったのですか。」

最近さいきんたけがふえすぎているので、竹馬たけうまくらいならOKオーケーだとわれたんだ。」
モンタ博士

花ちゃん
「そうだったのですか。ところで、どうやってつくるのですか。」

オーくん
「どんな道具どうぐがあればいいのですか。」

「そうだね。ある程度ていど工具こうぐがないと、つくるのは大変たいへんかもしれないけど、いろいろと工夫くふうしながらやっていこうよ。まずは、した写真しゃしんてごらん。どんなものがあるかな。」
モンタ博士

写真2
オーくん
竹馬たけうまだから、竹はもちろん必要ひつようですが、それ以外いがいにもいろいろとあるね。」

たけはどうしても必要ひつようだけど、竹のわりにいろいろなものでもできるかもしれないよ。竹はまるくてちやすいし、かるいからいいんだね。むかしひとは、よくかんがえたものだね。」
モンタ博士

花ちゃん
たけでなくてもいいんですね。」

「そうだね。あしせる<ところは、木材もくざいなど、しっかりしたがいいね。でも、おもくなると、ちょっと大変たいへんかもしれないね。」
モンタ博士

オーくん
「ノコギリもありますね。」

「これはね、たけ専用せんようのノコギリで、とても使つかいやすいよ。」
モンタ博士

花ちゃん
「それから、ペンチもありますね。」

「そうだね。ひとちからだけではできなくても、ちょっとした工具こうぐ使つかえば、しっかりしたものができるんだ。」
モンタ博士

オーくん
針金はりがねもあるようですね。」

「そうだね。針金はりがねはどうしても必要ひつようだけど、じょうぶなテープでもいいかもしれないよ。いまはいろいろなものがあるから、あれこれ使つかってみよう。」
モンタ博士

花ちゃん
用意よういするものはかりましたが、どのようにつくるのですか?」

写真3
うえしゃしんにもあるように、まず、2ほんおなじくらいのながさやふとさがいいね。したは、地面じめんせっするので、ふしのすぐ下でるといいんだよ。」
モンタ博士

花ちゃん
「それからどうするのですか。」

あしせるところをつくるけど、これがけっこうむずかしく、ちょっとちからもいるけど、がんばって作ろう。」
モンタ博士

オーくん
写真しゃしんみじかたけ部分ぶぶんですね。2つを1セットとして、足場あしばつくるんですね。」

「そうだよ。ここからはモンタ博士はかせつだうけど、針金はりがねでぐるぐるときつけるんだ。ペンチなどを使つかってしっかりと固定こていしようね。あのね、ここは、たけでなくて、しっかりした木材もくざいでもいいんだよ。」
モンタ博士

写真4
花ちゃん
なんとかできましたね。うまくれるかな。ちょっと心配しんぱいです。」

「だいじょうぶさ。失敗しっぱいしても何度なんど練習れんしゅうしよう。そのうちにれるようになるから平気へいきだよ。をつけてあそんでください。くるまるところではだめだよ。はじめはうまくできなくても、なんも何度もチャレンジだよ。」
モンタ博士

ネットでもいろいろと紹介
 いろいろな情報をネットからもらうことはいいものです。この竹馬も素材を竹としていますが、それ以外にもいろいろなもので竹馬を作っていて感心します。今の子供たちは、針金などを使う経験があまりないと思います。ならば、今、身近にあるものを使えばいいのです。布の切れ端や、スズランテープ。さらにクッション素材もあれば、などなど、工夫はいくらでもできるでしょう。そんな創意工夫することも楽しみながら、自分でおもちゃ・遊び道具を作ってほしいと願っています。
   てくてく自然散歩シリーズ
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