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花ちゃん・オー君・モンタ博士のてくてく自然散歩シリーズ
3.動物どうぶつ世界せかい
 (5)ハチのなかま
(515)キンケハラナガツチバチ
写真
Yくん
「あれ,あれ,あれ? おや,おや,おや? なんだ。」

Mくん
「どうしたんだよ。なにがあったの。」

Yくん
「ねえねえ,あれはむしじゃないかな。」

Mくん
「どれどれ? どれだよ。」

Yくん
朝礼台ちょうれいだいしたに,なんむしみたいなものがいるぞ。」

Mくん
「うん。じゃあ,こうぜ。」

Yくん
「これ,ハチじゃないかな。」

Mくん
「おいら,ハチきらいだ。さされたことあるんだよな。おいら,いたくていたくていちゃったぜ。」

Yくん
 「でもさ,このハチ,んでいるんじゃないかなあ。」

Mくん
「ちょっとうごいているぜ。」

Yくん
「おいおい,それじゃげないように,いしでかこってしまおうぜ。」

Mくん
「よしよし(にんまりしながら)。これでもうげないな。」

Yくん
「でもさ,なんという名前なまえのハチなのかな。」

Mくん
「うーん。おいらもかんねえなあ。」

Yくん
「どうしようか。こまったなあ。」

Mくん
「あ! そうだ。あのひとがいた!」

Yくん
「だれだよ。だれだよ?」

Mくん
らねえのかよ。モンタ博士はかせがいるじゃんかよ。」

Yくん
「そうだ! そうだ! いたいた。」

Mくん
「よし! それじゃ,いにこう!」

  ということで,YワイくんとMエムくんは,モンタ博士はかせ研究所けんきゅうじょったとさ・・・。
Yくん
「モンタ博士はかせ!」

Mくん
「モンタ博士はかせ!」

「どうした? どうした?」
モンタ博士

Yくん
「あのね,Mエムくんとあそんでいたら,くにたちだいななしょうがっこうこうていでハチみたいなものをつけたんです。」

Mくん
「それで,なんという名前なまえのハチかりたくてました。」

なに! ハチ? もうてきたのか。どれどれよくせてごらん。ふーん。これはね,たぶんね,『キンケハラナガツチバチ』というツチバチのなかまだね。」
モンタ博士

Yくん
「なんかながまえだな。どうしてそんな名前なの。」

金色きんいろがあり,おなか(はら)がながいから,そういう名前なまえになったのさ。」
モンタ博士

Mくん
「ふーん。そうなんだ。なーるほど。」

「そうだな。もうそろそろ『啓蟄けいちつ』だな。」
モンタ博士

Yくん
「え! 『げいじゅつ?』なんだそりゃ?」

Mくん
「え! 『けがいくつ?』なんだそりゃ?」

「ちがうよ。『啓蟄けいちつ』というのはね,くわしくはまたね。」
モンタ博士

   てくてく自然散歩シリーズ
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