トウショキッズ 東書KIDS

  • HOME
  • みなさまへ
  • 保護者の方へ
  • 先生へ
花ちゃん・オー君・モンタ博士のてくてく自然散歩シリーズ
2.植物しょくぶつ世界せかい
 (8)植物しょくぶつ名前なまえ分類ぶんるい特性とくせいについて
(467)たびするたね その2
はなちゃん,オーくん。いよいよあしたから7がつだ。しっかりおべんきょうのまとめをやって,たのしいなつやすみをむかえようね。」
モンタ博士

花ちゃん
かりました。ところで,今日きょうはどんなおはなしをしてくれるのですか。」

「そうだな。それでは,『たねのたび』のおはなしをしよう。」
モンタ博士

オーくん
たねのたび? あ! おもした。タンポポの綿毛わたげがふわふわしたり,カエデのプロペラがくるくるしたりするやつだ。」

写真
「そのとおりだね。よくおぼえていたね。」
モンタ博士

花ちゃん
「それから,ドングリがおもいからちるのも,たねのたびですね。」

写真
「そうだね。ちたときしょかわだったら,どんぶらこっことみずながされるのも,たねのたびだね。モダマというおおきなまめは,うみうえをプカプカとうかんで,あちこちにたびするそうなんだ。」
モンタ博士

オーくん
かぜみずなど自然しぜんちからおおきいですね。」

「そうだ。自然しぜんちからおおきいね。ところで,あかいろづいたりして,とりさんにべられてはこばれるのもたねのたびだけど,これは自然の力ではないね。」
モンタ博士

花ちゃん
「つまり,動物どうぶつはこんでもらうのですね。」

オーくん
とりだけじゃない。人間にんげんだってはこぶぞ。」

花ちゃん
「あ! かった。『ひっつきむし』ね。」

オーくん
「『ひっつきむし』といっても,動物どうぶつではなくて,植物しょくぶつなんだ。」

二人ふたりともよくっているね。今日きょうはみんなのために,ひっつきむしのオナモミという植物しょくぶつってきてあげたよ。」(ただしくはオオオナモミです。)
モンタ博士

写真
オーくん
「わーい,わーい。うれしいな。オナモミであそぶとたのしいよね。」

花ちゃん
「でも,モンタ博士はかせいまあきでもないのに,よくつけられましたね。」

「みんなにせるために,去年きょねんあきに,っておいたのさ。それから,オナモミだって,植物しょくぶつだろう。アサガオとおなじようにまいてみたらどうなるか実験じっけんしたらおもしろいとおもって,っておいたのさ。」
モンタ博士

オーくん
「なーるほど。オナモミって,おもしろいけど,さがそうとするとなかなかつけられないんだ。」

「そうだろう。だから,たくさんたねのうちからまいておいて,校庭こうていのあちこちにえておけばいつでもたのしめるよ。」
モンタ博士

花ちゃん
たねからどのように変化へんかするか,実験じっけんすればかるわけですね。」

オーくん
「そりゃ,たのしそうだ。おいらもおうちではちにまいて実験じっけんします。」

「そのために,たくさんっておいたのさ。オナモミがほしいひとは,中休なかやすみに校長室こうちょうしつってごらん。一人ひとりふたつくらいもらえるとおもうよ。」
モンタ博士

写真
 

 校長室前こうちょうしつまえに,3つぶずつまいたオナモミがあります。たね発芽はつがしておおきくなったようすがよくかります。みなさんでぜひてください。

   てくてく自然散歩シリーズ
このページの先頭へ