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花ちゃん・オー君・モンタ博士のてくてく自然散歩シリーズ
2.植物しょくぶつ世界せかい
 (1)はなのつくりとはたらき
 (3)被子植物ひししょくぶつ双子葉類そうしようるい)のなかま
(461)オオムラサキツツジ
写真
オーくん
「あ! このはなたことあるぞ。どこだったかな。うーん。どこだったかな。」

学校がっこうちかくだよ。そうだな・・・。学校から70mメートルか80mかな。」
モンタ博士

花ちゃん
「わたしもたことあるわ。どこだったかしら。ふーむ。どこだったかしら。」

「あのね,このはなのある場所ばしょはね,こうもんから西にしのほうにみちにあるんだ。モンタ博士はかせが,いつもえきからあるいてくる道にあるんだ。モンタ博士は,毎日まいにちているよ。毎日歩く道で,いつどんな花がくのか調しらべると,とてもたのしいとおもうよ。」
モンタ博士

オーくん
「そのとおりですね。ところで,モンタ博士はかせ。このおはなまえは,なんというのですか。」

「これは,オオムラサキツツジというんだ。いまあちこちでられるはなだね。」
モンタ博士

花ちゃん
「ツツジにはいろいろな種類しゅるいがあるんですよね。モンタ博士はかせ。」

「そうだよ。いまはツツジの季節きせつだからね。いろいろとさがしてたのしもうね。」
モンタ博士

オーくん
「でも,どうして,ツツジというのかな。」

花ちゃん
「わたし,ってるわ。つつのようにくからなんだって,それから,次々つぎつぎに咲くからツツジというらしいのよ。」

オーくん
「へえー,すごいな。はなちゃん。尊敬そんけいしちゃうよ。」

「すごいね,はなちゃん。たいしたもんだ。パチパチパチ! ところで,二人ふたりとも,花をよーくたことあるかな。ひとぶんってゆっくりとかんさつしてみようよ。なにはっけんがあるかもしれないよ。」
モンタ博士

花ちゃん
「そうですね。名前なまえかったからといって,全部ぜんぶが分かったわけではないですね。よーくしっかりとてみましょう。」

オーくん
「ふーむ。なに発見はっけんできないかな・・・。じろじろジロジロ・・・あ!」

花ちゃん
「オーくんなに発見はっけんしたの?」

オーくん
「ほら! てごらんよ。はなびらは5まいかれているけど,したはくっついているでしょ。おもしろいなあとおもったのは,その5枚の花びらの一部いちぶだけに,くろ点々てんてんがあるんだ。」

花ちゃん
本当ほんとうだ。オーくん大発見だいはっけんだね。でも,どうしてそんな点々てんてんがあるのかな。」

「そうだね。その点々てんてんにはどんな意味いみがあるのだろう。それをかんがえることが大切たいせつなことさ。自分じぶんっていることをいろいろとおもして,まちがってもいいから考えてみようよ。」
モンタ博士

オーくん
「そうか,かったぞ。この点々てんてんむしたちのためのものさ。」

花ちゃん
「それって,どういうこと?」

オーくん
「つまり,この点々てんてんは,ここにみつがあるという目印めじるしさ。」

「そのとおりだね。だから,ツツジのはなにはいっぱいみつがあるんだよ。」
モンタ博士

花ちゃん
かった。それで,ツツジのはなくちうと,あまいんだわ。」

オーくん
「それでは,みんなでツツジのはなみつをいっぱいおう。レッツゴー!」

   てくてく自然散歩シリーズ
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