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花ちゃん・オー君・モンタ博士のてくてく自然散歩シリーズ
2.植物しょくぶつ世界せかい
 (3)被子植物ひししょくぶつ双子葉類そうしようるい)のなかま
(459)タンポポのなぞ
写真
Mくん
「ねえねえ! みんなて!」

Hくん
「すごいだろう。これ,ぼくたちがゲットしたんだ。」

Mくん
「とっても,ちょう,ながいんだ。」

Hくん
かりやすいように,かみにはったんだ。」

Mくん
「つまり,おしばなみたいにしたんだ。」

オーくん
「なんだろう? 植物しょくぶつみたいだけど・・・。」

Mくん
「オーくん! よーくて。オー君も国立くにたち第七だいなな小学校しょうがっこうのみんなも,いつもとてもよく見ているしょくぶつだよ。いろいおはなだよ。」

Hくん
うえのほうを,よくるとかるよ。」

オーくん
「ぎょ!!! これは,もしかして・・・ひょっとして・・・タンポポ?」

Mくん
「ピンポーン。大当おおあたり!」

Hくん
うえると,綿毛わたげんだようすがよくかるよ。」

オーくん
はなくきがこんなにながくなったのは,はじめてたよ。ところで,どうしてこんなに長くなるんだっけ?」

花ちゃん
「あらあら,オーくんわすれちゃったの。『てくてく自然しぜん散歩さんぽ』にもちゃんとかれてあるわ。つまり,綿毛わたげたかくしたほうが,たねをよりとおくへばせるからなのよ。」

Mくん
「そのとおりだね。ぼくたちね,校長こうちょう先生せんせいはなくきながさを定規じょうぎではかったんだ。」

Hくん
「そしたらね,なんと! 82センチもあったんだ。」

Mくん
「こんなにながいのは,めったにないんだ。」

Hくん
つけたときに,うれしくてうれしくて,それでこうちょうせんせいに見せたんだ。」

Mくん
「ぼくたちは,ながいながーいタンポポのはなくきゲットのチャンピオンなんだ。」

Hくん
「すごいだろう。えっへん!」

オーくん
「よーし! おいらだって,Sエスくんたちにけないくらいなが─────いものをさがすぞ。」

Mくん
「それでは,みんなでチャンピオンめざしてがんばろう。」

Hくん
「そうだ。そうだ。そうしよう!」

花ちゃん
「でも,ちょっとって。わたし,またかんなくなっちゃった。」

オーくん
「どうしたのさ。はなちゃん。なにになることがあるの。」

花ちゃん
「あのね。はなくきながくなるのはかるけど,どうしてとってもながーいのと,あまり長くないものや,とてもみじかいのがあるんだろう。」

「そうだね。なぜだろう? と疑問ぎもんおもうことが大切たいせつだね。どうしてかなと不思議ふしぎに思うことが必要ひつようなんだね。」
モンタ博士

オーくん
自然しぜん世界せかいには,偶然ぐうぜんというものはないんですね。」

花ちゃん
「そうね。みんなにはえないけど,なんかきまりがあるのね。」

「そうだね。にはえないものでも,じーとよく見て,よーくかんがえて,いろいろと調しらべることで,そこにきまりがあることを発見はっけんしていくんだよ。それをね,科学かがくというんだ。」
モンタ博士

オーくん
「なんだか,ちょっとむずかしいおはなしになってしまったけど,みんなでいろいろと調しらべてみようよ。」

Mくん
「そうだ。みんなでちからわせて,タンポポの『なぞ』を発見はっけんするぞ!」

   てくてく自然散歩シリーズ
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