トウショキッズ 東書KIDS

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花ちゃん・オー君・モンタ博士のてくてく自然散歩シリーズ
3.動物どうぶつ世界せかい
 (7)ハチ・チョウ・ガ以外いがい昆虫こんちゅうのなかま
(433)カブトムシのひみつ 1
「あのさ,昆虫こんちゅうからだって,どうなっていたかおぼえているかな。」
モンタ博士

花ちゃん
「えっーと,あたまむねはらからできています。」

オーくん
「そうそう,そのとおりさ。そんなのかんたんだよ。」

かったようで,からないこともあるさ。あたまって,むねって,はらってなんだ。」
モンタ博士

オーくん
「ふーむ。そういわれると,かったような・・・かんないような・・・。」

あたまには触覚しょっかくくちなどのものをかんじる器官きかんあつまっているのさ。」
モンタ博士

オーくん
「それじゃ,むねは?」

むねからはあしはねなどがていて,運動うんどうする器官きかんがいろいろあるのさ。」
モンタ博士

花ちゃん
「それじゃ,はらは?」

べたものを消化しょうかする器官きかんがたくさんあるんだ。メスにはたまごをむための器官もあるんだよ。」
モンタ博士

写真
花ちゃん
「へえー。あたまむねはらは,それぞれべつ役目やくめがあるということですね。」

オーくん
「カブトムシなど,むしは,みんなむだなくできているということなんだ。」

花ちゃん
むしあたまむねはらでできているけど,ふか意味いみがあるんですね。」

「そのとおりさ。かったつもりでいるのが一番いちばんいけないね。あれはカブトムシ,これはクワガタムシと名前なまえだけっていてもしょうがないのさ。よーくたり,よーくかんがえることが大切たいせつなんだよ。」
モンタ博士

花ちゃん
「はーい。かりました。」

オーくん
本当ほんとうにそのとおりですね。」

「それでは,ここで問題もんだいすことにしよう。よくかんがえてね。問題は,どうしてカブトムシはふとっちょで,クワガタムシはひらっべたいのかな。」
モンタ博士

花ちゃん
「そうですね。そういわれるとそのとおりですね。どうしてだろう。」

「それをかんがえてほしいのさ。たとえまちがってもいいんだ。自分じぶん経験けいけんとかでっていることとかを全部ぜんぶあつめて,じっくりと考えてごらん。」
モンタ博士

オーくん
「あ! そうか。おもした。昆虫こんちゅうあしと昆虫のはねについて,モンタ博士はかせがおはなししてくれたんだ。そのとき,昆虫のかたちにはわけがあるということ,すむ場所ばしょ生活せいかつのようすと関係かんけいしているってことをおしえてくれたんだ。」

「そのとおり! よーくおもしてくれたね。もうすこしだ。」
モンタ博士

オーくん
「つまり,カブトムシやクワガタムシのからだかたち生活せいかつ関係かんけいするんだ。」

花ちゃん
「だから,オーくん! そのつづきをおしえて!」

オーくん
「つまり,カブトムシとクワガタムシでは昼間ひるまのすみかがちがうためなんだ。カブトムシは,腐葉土ふようどつちなかなどにもぐりこんでいるので,ふとっていてもいいし,クワガタムシは,のすきまなどにもぐりこむためにひらべったいかたちをしているんだ。まちがいない!」

「ピンポーン。そのとおりさ。200てん満点まんてんはなまるだね。オーくん! よーくかんがえたね。感心かんしんだね。ではつぎ問題もんだいは・・・」     
モンタ博士

   てくてく自然散歩シリーズ
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