3.動物の世界
(9)カニ・エビのなかま
(427)モクズガニ
「モンタ博士! カニ,見つけました!」
「ほほー,どんなカニかな? 見せてごらん。」
「自分で調べたけど,名前は分かりませんでした。何というカニですか。」
「あ! お!これは,モクズガニだ! よく見つけたね。」
「5日の月曜日におうちの前で見つけました。モンタ博士に名前を教えてもらおうと思って持ってきました。」
「うれしいね。つかまえた時,どんな気分でしたか。」
「めちゃくちゃちょうびっくりしました。その後,お父さんといろいろ調べたけど,種類が分かりませんでした。」
「自分で調べたんだね。えらいね。ところで,でっかいカニだね。どのくらいの大きさかはかってみようか。」
「うん。そうしよう・・・。うわあー! あああ,20センチもある・・・・・・。ちょうびっくりだ。」
「大きいね。ほんとに大きいね。ハサミも大きいね。」
「ハサミにはさまれたらいたいだろうね。そうだ! エンピツをはさませよう。」
「うわあー! はさむ力が伝わってくる。大きなハサミにもびっくりだ!」
「そうだね。いろいろびっくりすることがたくさんだね。」
「ぼくにも持たせて! うわあー。すっごく重くて,こりゃびっくりだ。」
「ねえ,モンタ博士。口のところであわをプクプクやっていて,これもまたまたびっくりですね。」
「いろいろとじっくりと観察すると,あれこれびっくりがいっぱいになるね。」
「そうですね。でも,このモクズガニどうしようかな。」
「そうだね。ずうっと飼うのは大変かもしれないから,しばらくおうちにおいて観察するのもいいね。でも,大きなハサミを持っているから,はさまれないように気をつけるんだよ。いいね。」
「うん。そうしまーす。それから,ぼくはこれから図書館とかで自分でいろいろと調べてみまーす。」
「それはすばらしいね。自分で調べたりすると,またまたいろいろびっくりすることが見つけられるかもしれないね。」
「はい。分かりました。いろいろ調べます。」
「国立七小のまわりには,いろいろな生き物がいて,びっくりすることがいっぱいだね。これからもたくさんのびっくりを探そうね。」
「はい,分かりました。他のびっくりすることたくさん見つけまーす。」