トウショキッズ 東書KIDS

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花ちゃん・オー君・モンタ博士のてくてく自然散歩シリーズ
3.動物どうぶつ世界せかい
 (3)脊椎せきつい動物のなかま
 (7)ハチ・チョウ・ガ以外いがい昆虫こんちゅうのなかま
(405)ヤゴはエイリアンのように
写真
花ちゃん
「あれあれ? これはなんですか。エイリアンみたいですよ。」

オーくん
「エイリアンではないよ。これはヤゴだよ。つまり,トンボの幼虫ようちゅうさ。たぶんオニヤンマだね。」

花ちゃん
「へえー。ヤゴをただけでトンボの名前なまえかるなんて,やっぱりオーくん昆虫こんちゅうものしりさんですね。」

オーくん
「あのね,これだけおおきなヤゴといえば,やっぱりオニヤンマけいだね。よくると,からだのまわりにたくさんのが見えるだろう。これも特徴とくちょうだね。」

花ちゃん
「このヤゴどうしたのですか。」

オーくん
「これはね,4年生ねんせいSエスくんが天満宮てんまんぐうちかくのがわつけたらしいよ。」

花ちゃん
「へえー。それはすごいですね。ところで,ヤゴはいつ『さなぎ』になるの。」

オーくん
「おっととと・・・。トンボは不完全ふかんぜん変態へんたいといって,さなぎにはならないんだ。」

「そのとおりだね。チョウやカブトムシは,完全かんぜん変態へんたいでとちゅうでさなぎになるけど,トンボやバッタやカマキリなどは,幼虫ようちゅうからそのまま成虫せいちゅうになるんだ。」
モンタ博士

花ちゃん
「へえー。そうなんですか。ところで,うえ写真しゃしん右側みぎがわは,ちょっとちがうようなかんじですが,なにをしているのですか。」

「これがおもしろいんだよ。エサがちかづくとね,ヤゴは突然とつぜんしたくちびるをばしヒョイッとつかまえてしまうんだ。これはなかなかのものなんですよ。一度いちどはなちゃんにも見せてあげたいな。そのようすは,まるで,エイリアンのようで,迫力はくりょく満点まんてんなんだよ。」
モンタ博士

花ちゃん
「ぜったいにたいです。ところで,ほかにもいろいろな写真しゃしんがありますね。」

写真
オーくん
「カエルは,1年生ねんせいMエムさんがつけてってきて見せてくれたんだ。」

花ちゃん
「こうやってると,とてもかわいいかおをしていますね。」

オーくん
よこがちょっとくろいすじになっているのが特徴とくちょうで,ニホンアマガエルだね。シュレーゲルアオガエルというイケメンもいてね,カエルの世界せかいもとてもおもしろいよ。」

花ちゃん
「カエルのとなりにもなにかいますね。トカゲ? イモリ? ヤモリかな?」

オーくん
「カナヘビだよ。2年生ねんせいSエスくんがってきてせてくれたんだ。」

花ちゃん
「『あしもの』として,『てくてく自然しぜん散歩さんぽ』にもあったね。」

「そうだね。けんさくをれば,ばっちりかるとおもうよ。」
モンタ博士

写真
花ちゃん
「うわあー! ヘビ! こわい!」

オーくん
「このヘビは2年生ねんせいHエイチくんがつけたらしいのさ。くびのまわりに黄色きいろいすじがあるだろう。だから,ヤマカガシかもしれないんだ。」

「ヤマカガシだったら,どくもあるからでさわったりしないでをつけよう。それから,ものあそんだあとは,かならず手をあらうことをわすれないでね。」
モンタ博士

   てくてく自然散歩シリーズ
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