3.動物の世界
(10)貝のなかま
(384)貝いろいろその 2
「モンタ博士! この前は,いろいろな貝を見せてくれてありがとうございました。ぼくも,何だか貝にはまってしまいそうです。」
「私もです。貝っていろいろな形があるんですね。」
「形だけじゃなくて,色や模様もいろいろあって楽しいですね。」
「貝って,どのくらいの種類があるのですか。」
「そうだね。モンタ博士も分からないよ。でも,どんな種類があるのかなとか,どんな不思議があるのかなとか,いろいろと興味や関心をもって,新しい『なぜ?』を見つけることは,とてもいいことじゃないかな。みんなで貝の世界を調べたり勉強したりしてみよう。どんなことが知りたいのか考えてみよう。」
「そうですね。そもそも,貝って生き物は何のなかまなのですか。海の中にいるから魚のなかまなのかな。」
「カタツムリも貝でしょ。だから,海だけのものじゃないみたいだな。」
「そうだね。貝は海にも陸にも砂浜にも岩場にも,どこにでもいるみたいだね。」
「何のなかまかというのは,とても大切なことですね。みんなでしっかりと調べましょう。」
「それから,貝はどのくらいの種類があるのですか。まったく分かりません。」
「地球上の生き物で一番多いのは,昆虫なんでしょ。オー君!」
「そうだよ。約100万種類いるといわれているんだ。貝はどうなんだろうね。これもまったく分からないから,調べてみようよ。」
「貝って,食べる貝もたくさんあるわね。どんな貝が食べられるか調べるのも楽しいかもね。」
「そもそも,貝は何を食べて生きているのかも分からないね。」
「それから,貝は,昔はお金にしていたらしいよ。それで,貝のつく漢字もたくさんあるらしいんだ。それも調べよう。」
「貝は食べるだけでなくて,その他にもいろいろと利用していると思うのね。だから,どんなことに使っているかも知りたいわね。」
「いろいろななぜ? どうして? が思いついたね。それでは,これからみんなで協力して調べてみよう。そして,それを国立七小の子供たちに教えてあげるといいと思うよ。」
「へえー。ぼくたちが貝のことをたくさん勉強して教えるのか。何だか先生になったみたいでうれしいな。」
「でも,ただ教えるだけではつまらないから,いろいろと工夫しましょう。」
「そうだね。この前の国立七小の『わくわく発表会』では,説明の他にクイズなどもあって,とても分かりやすかったから,それをやろうよ。」
「いいアイデアですね。それでは,『貝のクイズ大会』ということにしましょう。」
「よーし! がんばるぞ。いろいろと知恵をしぼるぞ。」
「楽しいクイズをいっぱい考えるわ。」
「それでは,花ちゃんとオー君の『貝のクイズ』を楽しみにしています。」