2.植物の世界
(8)植物の名前・分類・特性について
(326)シイタケづくりを体験しよう! その1
「あれあれ? 何をやっているんだろう。」
「モンタ博士とフッタ博士がいますね。」
「モンタ博士! 何をやっているのですか。」
「見てのとおりだよ。木に穴をあけているんだよ。」
「フッタ博士!何のためにあけているのですか。」
「シイタケづくりのために穴をあけているんだよ。」
「ギョ! え! シイタケ?」
「シイタケづくり? どうして木が必要なのですか。」
「シイタケはスーパーマーケットか八百屋さんに行けばあるんでしょ。」
「そうじゃないんだな。シイタケをみんなで作ろうということなんだ。」
「シイタケを作る? どういうことですか。フッタ博士!」
「スーパーマーケットや八百屋さんに並ぶ前にね,シイタケは農家の人などが作るんだよ。それを国立七小の子供たちみんなでやろうというわけさ。」
「ギョ! え! しいたけをみんなで作る?」
「自分たちで作るなんてとっても楽しそうですね。わくわくドキドキですね。」
「そうだよ。みんながわくわくドキドキ体験ができるようにいろいろと考えているんだよ。」
「シイタケを作るには,ほだ木とシイタケ菌が必要なんだけど知ってた。」
「まったく知りませーん,ほだ木って何ですか。」
「シイタケ菌ってなんですか。」
「ほだ木とは,シイタケを作るための木で,コナラやクヌギを使うんだ。このほだ木は,国立市佐藤一夫市長さんのおうちからいただいたものや,モンタ博士のおうちの近くの八王子の雑木林から持ってきたものなんだ。」
「へえー。うれしいですね。ありがたいですね。どうもありがとうございます。」
「それから,シイタケ菌っていうのはね,シイタケをつくるための元となるものなんだ。あらかじめ菌を植え付けた『コマ』というものがあるんだよ。」
「へえー。そうなんだ。それからそれから。」
「今,コナラやクヌギの木に『コマ』を植えるための穴をドリルであけているというわけなんだよ。」
「穴をあけるのはドリルを使うので危ないので,大人がやっているんだよ。」
「私たちも何か手伝うことはないのですか。」
「そうだね。それじゃ,『コマ』を植える作業をいっしょにやろう。800個もあるんだよ。みんなでやろう! みんなでやろう!」
「わーい! おもしろそうだ。楽しそうだ。いつやるのですか。」
「そうだね。それじゃ,準備ができたらまた連絡するね。」