トウショキッズ 東書KIDS

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花ちゃん・オー君・モンタ博士のてくてく自然散歩シリーズ
2.植物しょくぶつ世界せかい
(3)被子植物ひししょくぶつ双子葉類そうしようるい)のなかま
(11)おいしい植物しょくぶつ世界せかい
(315)アップルミント
写真
花ちゃん
「モンタ博士はかせ! モンタ博士! たいへんです。たいへんです。大事件だいじけんです。大発見だいはっけんです。オーくんがものすごいものをつけてしまいました。見てください。」

「え! どうしたの? そんなにあわててどうしたの?」
モンタ博士

花ちゃん
「オーくんがすごいっぱをつけたんです。」

オーくん
「えっへん! ぼくの大発見だいはっけんだ。とてもおもしろいっぱをつけました。」

「それでどうしたの。いてゆっくりとおはなししてごらん。」
モンタ博士

オーくん
「このまえ学校がっこううらぞう木林きばやしで,はなちゃんといっしょにむしでもいないかなと,だめもとでもごそごそやっていたら,なんだかとてもいいにおいがするくさがあったんだ。」

「それでそれで・・・,どうしたの。」
モンタ博士

オーくん
「そのくさは,リンゴみたいなにおいがしたんです。」

花ちゃん
「それから,スーッとするようなにおいでとてもいいかんじでした。」

オーくん
「それで,モンタ博士はかせてもらおうとおもってってきたんです。」

「どれどれせてごらん。ほほー。これは,マルバハッカという植物しょくぶつだね。」
モンタ博士

オーくん
「マルバハッカ! そういえばっぱはまるいですね。」

花ちゃん
「スーッとして,ハッカみたいですね。」

「そうだろう。それから,このマルバハッカは,別名べつめいでは,アップルミントともばれているんだよ。」
モンタ博士

オーくん
「アップルミント・・・? アップルって,リンゴということでしょ。」

花ちゃん
「ミントって,ハッカのことですね。」

「そうだね。このマルバハッカ,つまりアップルミントというのは,ふつうのみちばたなどにもよくられる植物しょくぶつなんだ。ミントという言葉ことばがつくのがほかにもあるけど,っているかな。」
モンタ博士

花ちゃん
「そういえば,スペアミントとか,ペパーミントとかいたことあるわ。」

オーくん
「ガムにそんな名前なまえがついていたようなもするね。」

「そうなんだよ。植物しょくぶつにはいろいろなにおいのするものがあって,それを人間にんげんは,くすり香水こうすいやおちゃにしたりと,いろいろと利用りようしてきたんだね。」
モンタ博士

花ちゃん
植物しょくぶつ人間にんげんって,むかしからとても仲良なかよしだったんですね。」

オーくん
「そうだね。これからも仲良なかよししていこうね。ところで,モンタ博士はかせ! このアップルミントというのは,どう利用りようすればいいのですか。」

「そうだね。いろいろとあるけどね,まず,おちゃにしたらいいとおもうよ。」
モンタ博士

オーくん
「おちゃって,あのおれてむお茶ですか。」

「そうだよ。なまのままおにひたして,すこ砂糖さとうれるといいよ。陰干かげぼしもいいね。お風呂ふろれてたのしむのもいいね。きっとあまいリンゴのようなかおりでさわやかさがあり,気持きもちをかせてくれるよ。そのほかにも,インターネットでさがすといろいろなレシピや利用法りようほうがあるから調しらべてごらん。」
モンタ博士

花ちゃん
たのしそうですね。まずは,アップルミントティーパーティーをしましょう。」

写真
   てくてく自然散歩シリーズ
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