1.身近な自然の観察
(4)生物と日本人のかかわり
2.植物の世界
(4)被子植物(単子葉類)のなかま
(220)竹炭と花炭を作ろう!
「今日は楽しみにしていた炭焼きですね。」
「わくわくドキドキしちゃうね。」
「おじさんたちの言うことをよく聞いて,けがのないようにしようね。」
「わたし,竹炭を作るなんてはじめてです。」
「ぼくもだよ。それから,先生たちもはじめてだと言ってたぞ。」
「今日は,いろいろな体験をしよう。そして,森や林のつくりのこと,それから,木や炭について,いろいろと学んでいこう。」
「あれあれ? 竹炭づくりは終わったのに・・・,何かをやっているわ。」
「みんなで『花火』をやるそうだよ。どうやるのかな。
「炭の粉がわりばしのふくろに入れてあるんだよ。それで,花火みたいになるんだね。」
「とてもきれいですね。本当の花火と同じですね。そのとなりでは,また別のことをしていますね。」
「そうだね。鉄の大きな缶があるよ。何をやっているのかな。」
「これはね,花炭というものだよ。クリのいがなどを入れると,そのままの形できれいな炭になるんだ。あしたを楽しみにしていようね。」
そして,次の日・・・。
「ほんとうに炭ができているのかな。わくわくドキドキでしたね。」
「ほり出して,炭が出てきた時は,ほんとうにうれしかったね。」
「少しこなごなになっていたけど,手でさわるとざらざらで,やっぱり炭ね。」
「つかみだして,炭どうしでたたいたら,カランカランといい音がしたね。」
「花炭の缶を開ける時は,『玉手箱』を開けるようにドキドキだったね。」
「クリのいがやバラの花がそのままだった時には,ほんとうにびっくりしたね。」
「ピーナッツ,クリ,おりづる,レンコン・・・,みんなきれいにできたね。」