トウショキッズ 東書KIDS

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花ちゃん・オー君・モンタ博士のてくてく自然散歩シリーズ
3.動物どうぶつ世界せかい
 (10)かいのなかま
(118)カタツムリいろいろ
写真
花ちゃん
「うわあー。カタツムリ! かわいい!」

オーくん
本当(ほんとう)だ。カタツムリって,(むし)ではなくて,軟体(なんたい)動物(どうぶつ)っていうんだよな。からがないのがナメクジで,(おな)仲間(なかま)なんだ。」

花ちゃん
「さすがはオー(くん)。くわしいわね。でも,もうカタツムリが()てきたの。」

オーくん
「カタツムリといえば,6(がつ)梅雨(つゆ)のころがおに()いだよな。」

「このカタツムリはね,たおれた()をひっくり(かえ)したらいたんだよ。でも,どうして梅雨(つゆ)のころなのかな。(かんが)えてみようよ。」
モンタ博士

花ちゃん
「どうしてだろう。(なに)理由(りゆう)があるのかな。」

オーくん
「じめじめする(くら)()()か・・・。あ! ひょっとして夜行性(やこうせい)か。」

「そのとおりだよ。梅雨(つゆ)のころは,(あめ)ばっかりで,(くら)()(おお)いだろう。だから,よく目立(めだ)つというわけさ。カタツムリはいつでもいるんだよ。」
モンタ博士

写真
花ちゃん
「あれ? (うえ)写真(しゃしん)(なん)かしら。」

オーくん
「あ! ダンゴムシがいるぞ。」

「よーく写真(しゃしん)()てごらん。(ちい)さいカタツムリがいるのが()かるかな。」
モンタ博士

花ちゃん
「どこどこ? わたし,どこにいるか()からなーい。」

オーくん
「うーん。どこだ! どこだ! ()かった。ダンゴムシとボールペンの(さき)のちょうど()(なか)あたりにいるぞ。でも,ちっちゃいカタツムリだな。」

花ちゃん
「どこ,どこ? ・・・あ! ()つけた。それにしても(ちい)さなカタツムリね。まだ()まれたばかりの(あか)ちゃんカタツムリなのね。」

「ちがうんだ。このカタツムリは(あか)ちゃんではないよ。もうりっぱな大人(おとな)だよ。」
モンタ博士

花ちゃん
「へえー! 本当(ほんとう)! おどろいたわ。」

「そうだね。おどろいてしまうね。(からだ)(すこ)(くろ)っぽくて,カラが琥珀(こはく)(いろ)なので,コハクガイという名前(なまえ)なんだよ。ほとんどのカタツムリというのは,どれも(ちい)さくて,1cm(センチメートル)もなくて,(すう)mm(ミリメートル)くらいの(おお)きさなのさ。」
モンタ博士

オーくん
「へえー,そうか。(はな)ちゃん! これからもたくさんのおどろきを()つけに()こう。」

   てくてく自然散歩シリーズ
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