トウショキッズ 東書KIDS

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花ちゃん・オー君・モンタ博士のてくてく自然散歩シリーズ
3.動物どうぶつ世界せかい
 (3)脊椎動物せきついどうぶつのなかま
(93)タヌキ・ハクビシン・アナグマ,登場とうじょう
オーくん
「あ! タヌキだ。」

花ちゃん
「あ! ハクビシンだわ。」

「それに,アナグマだね。」
モンタ博士

オーくん
「いつも玄関(げんかん)のところにあるから,おいら,いつも『おはよう』ってあいさつしてるよ。」

花ちゃん
「そうね。タヌキもハクビシンもアナグマもみんな(ほに)(ゅう)(るい)だから,とっても()(ぢか)なお(とも)(だち)という(かん)じですね。ところで,モンタ博士(はかせ),それぞれの動物(どうぶつ)には,どのようなとくちょうがあるんですか。」

「オー(くん)がくわしいよ。」
モンタ博士

オーくん
「えっへん。まず,タヌキは(いぬ)仲間(なかま)なんだ。においをかいだり,(おと)()いたりするのは得意(とくい)なんだよ。でも,()はあまりよくないんだ。」

花ちゃん
()があまりよくないので,昼間(ひるま)より(よる)活動(かつどう)するのかもしれないわね。」

「そうかもしれないね。」
モンタ博士

オーくん
「それから,タヌキはとても清潔(せいけつ)ずきなんだ。自分(じぶん)()をウンチでよごしたりはしないんだ。」

花ちゃん
「それじゃ,どこで,ウンチするの。」

オーくん
「ウンチは,タヌキがいつも(とお)(みち)で,()まった()(しょ)にしかしないんだよ。」

花ちゃん
「ちゃんとしたトイレみたいなものがあるの。」

オーくん
「トイレとはいえないけど,()まった()(しょ)にするんだよ。それで,『タヌキのためぐそ』とも()うんだ。」

花ちゃん
「へえー! そうなんだ。それから,(からだ)には,どんなとくちょうがあるの。」

オーくん
「どうがともかく(なが)くて,(あし)(みじか)い。(はな)(まる)くて()()つね。それに()のまわりの(くろ)いもようがあるのがふつうだね。」

花ちゃん
「では,ハクビシンって,どんなとくちょうがあるの。」

オーくん
「ハクビシンは,ジャコウネコ()のもので,ハクビとは,漢字(かんじ)で「白眉(はくび)」で(はな)のところに(しろ)いスジのようなものがあるからなんだ。」

花ちゃん
「アナグマって,クマの仲間(なかま)なの。」

オーくん
「アナグマはタヌキににているけど,イタチの仲間(なかま)なんだ。タヌキよりさらに(あし)(みじか)くてがんじょうにできているんだ。タヌキとは,(はな)(かたち)がちがっていて,(すこ)しだえん(けい)だね。」

花ちゃん
「なんで,アナグマっていうの。」

オーくん
(まえ)(あし)()てごらん。(おお)きなつめがあるだろう。あなほりが上手(じょうず)なんだよ。それでアナグマっていうわけさ。また,ササグマ・ムジナともよばれているね。」

花ちゃん
「ほかにどんなとくちょうがあるの。」

オーくん
「そうだな,タヌキと(おな)じくにおいをかいだり,(おと)()いたりするのは得意(とくい)なんだ。そして,タヌキと同じく,()はあまりよくないね。」

「オー(くん)はいろいろくわしいね。哺乳類(ほにゅうるい)博士(はかせ)だね。」
モンタ博士

花ちゃん
「あ! それから,野生(やせい)動物(どうぶつ)はいろいろなばい(きん)()っているから,かってにさわっちゃいけないよ。でも剥製(はくせい)ならOK(オーケー)なんだ。」

   てくてく自然散歩シリーズ
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